Scrum Fest Niigata 2022に参加しました
5/20(金)-21(土)の2日間、新潟のNINNOで開催されたScrum Fest Niigata 2022(以降、スクフェス新潟)に参加してきたので参加レポートです。
今回私は運営スタッフとしてスクフェス新潟に関わっていたので、主に運営側(とちょっと発表者)の視点で書いてみます。
テストの人たちとアジャイルの人たちが交わるフェスを日本でもやるのだ
スクフェスといえば大阪、三河、札幌が開催実績のあるフェスになりますが、今回そこに続く4つ目のフェスとしてスクフェス新潟が誕生しました。
スクフェス新潟は実行委員長であるじゅんぺーさんの「Agile Testing Daysのような、テストの人たちとアジャイルの人たちが交わるフェスを新潟で開催する!」という熱い想いとそれに賛同した仲間によって実現に至りました。
じゅんぺーさんの熱い想いはこちら。
新潟の運営スタッフとして
運営では定期ミーティングに参加しつつ、スポンサーバナーやバーチャル背景のデザインを担当しました。
自分はちょっとクスッなれるものを仕込むのが好きなので、今回はトックリや米のモチーフを隠れミッキーっぽくデザインに組み込んでみました。
旅するアジャイル本箱も、本達が新潟を旅をしている雰囲気を出したくて、会場があるNINNOの所在地である新潟中央の消印にしてみました。
自分の新潟への愛をこんな感じで至るところで表現してみたのでした。
ソフトウェアテストなんて他人事!( ゚д゚) 、だと思ってた私
今回は自分のプロポーザルを採択していただき発表の機会をいただきました。
"テストの人たちとアジャイルの人たち"という文脈で語るなら、私は"アジャイルの人たち"になります。そしてアジャイルの人たちの一員である自分は数年前まではテストを軽んじていてテストの人たちを"別世界の人"という感覚で眺めていました(アジャイルの人みんながそうなわけではありません)。あるきっかけによってその考えはUpdateされ、自分のテストに対する考え方は大きく変わり、テストで品質を支えるチームを目指して小さく一歩を踏み出すこととなりました。
…みたいな内容の発表です。よかったらごらんください。そのうち動画も公開されると思います。
発表までのいろいろな葛藤
実は直前までこのプロポーザルは辞退しようと思ってました。
テストの人たちの前で話す内容としてはあまりに稚拙な内容だと感じ、発表する自信がなくなったからです。辞退したすぎて辞退する夢まで見ました。
ですが「こんなにテストのことわかってない人でも、何かの変化を起こそうと行動することはできる」ということだけは伝えられるし、そここそアジャイルの人が伝えられるメッセージだと思ったので辞退せずに発表することにしました。
もし内容をご覧になって「中身がないな…」と思われた方がいたらすみません。
ちなみに自分に度胸が足りないと思う時、いつも言い聞かせていることがあります。それは、
ということです。
失敗したらやだなとか、誰かに笑われたらやだなという自身の感情がそこにあるはずもない恥を生み出していて、恥は自分の行動を自ら抑制してしまいます。もしかして一歩踏み出したらいろんな収穫があるかもしれないしやれる能力も自分にあるかもしれないのに、その恥という概念にとらわれて自らそのチャンスをドブに捨てているのでは。
そんなことに気づいてからは、まず後先考えずやってみることを大切に生きています。いろんなことはその後で考えることにしました。
そんな考えでおりまして、この精神に背かないためにも思い直して辞退せずにやってよかったと思います。
"テストの人とアジャイルの人"が交わる瞬間、ここに誕生
打ち上げに参加されていたQAエンジニアのよーやさんが「テストの人たちにももっとアジャイル開発を知ってほしい」みたいなことを言っていて、私は「アジャイルの人たちももっとテストや品質のことを学ばないといけないと思う」という返しをしていたら「それ、2人でペアで発表したら?」とAkiさんが言ってくれて、よーや&いづペアでどこかで発表する流れになりました。
仙台か札幌か、その辺でプロポーザル出したいと思います。
ちなみによーやさんはtwitter上でお見かけした程度の面識で、この時初めて話したのですが、意気投合し出会って15分でペア登壇が爆誕しました。
テストの人とアジャイルの人が交わるってこういうこと。じゅんぺーさんの想いがここでも1つ実りました。
新潟の食べ物はおいしい
色んなものを食べましたけどタレカツとヤスダヨーグルトが最高にお気に入りです。あと新潟に行ったら行きたいと思っていたパン屋さんに往復40分、歩いて行ってきました。食べすぎ飲みすぎで2kg増量しましたが後悔はありません。
そういえば北海道みやげとしてダニエルに白い恋人を持っていったんですが、えらく気に入ったようで「娘に買って帰りたいからどこで買えるのか?」と聞かれました(知らんかったけど成田空港で買えるらしい)。
北海道のお菓子は絶対美味しいので自信ありましたが想像以上によろこんでくれてよかった。
I AM A GOOD TESTER.
そう名乗るにはまだひよこだけど、いつか自信をもって言えるようになりたいな。
スクフェスは札幌の運営が3年目で新潟は初だったけど、札幌の運営とはまた違った喜びと学びがありました。
じゅんぺーさんは人望ありすぎ。人に何かを与えようと熱意をもって動く人は尊いなと思いました。みんなじゅんぺーさんが大好きなんだと思える瞬間がいろんなところでありました。
例に漏れずわたしもじゅんぺーさん大好きです。ある一筋の気づきを自分に与えてくれた恩人でもあります。
スクフェス新潟では終わったばかりだというのに、なんともう来年の話も出ています。
みなさん、よかったらぜひ来年も新潟でお会いしましょう!