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ハードディスクの構造

問題

磁気ディスク装置において、磁気ヘッドをある位置から目的の位置に移動させるのに要する時間をなんと呼ぶか。
ア アクセス時間
イ サーチ時間
ウ シーク時間
エ データ転送時間

ハードディスクとは・・

補助記憶装置の一つでフロッピーに入っているディスクと対比して硬いディスクを使用していることからハードディスクと呼ばれているそうです。

ハードディスクの中にはプラッタと呼ばれる金属製のディスクが1枚以上入っています。
このハードディスクがフォーマットによって領域を作成。それぞれの領域を下記のように呼びます。
・最小範囲 = セクタ
・セクタを複数集めてぐるっとディスク1周分 = トラック

データはどこだ・・

さて、データはアクセスするというのは、実際にデータを書き込んだり読み込んだりする作業のこと。これはUFOキャッチャーに似ています。
1、シンク=位置決め
データを読み書きするアクセスアームをデータがあるトラックの位置まで移動します。
UFOキャッチャーではまず、アームをターゲットの上などに移動させます。まさに位置決め!!

2、サーチ=回転待ち
ディスクの回転に伴い、目的のデータが磁気ヘッドの位置まで回ってくるのをまちます。
もどかしい程ゆっくりアームが開きながら降りていきます。あ~!今ちょっと角度変わらなかった!?

3、データ転送
セクタに書かれたデータを読み込みます。
これまたゆっくりターゲットを持ち上げ出口へ運びます。だいたいが最上部へ到達した際のガタンという揺れで落ちるorz
UFOキャッチャーとの相違点はここ。安心してください。データは落ちることなく届きます。

シーク時間+サーチ時間=待ち時間と呼びます。
待ち時間+データ転送時間=アクセス時間と呼びます。

回答

磁気ディスク装置において、磁気ヘッドをある位置から目的の位置に移動させるのに要する時間をなんと呼ぶか。

ア アクセス時間
アクセス時間は、サーチ時間+シーク時間+データ転送時間の合計です。

イ サーチ時間
サーチ時間は、ハードディスクの回転に伴い目的データにたどり着くまでの待ち時間です。

ウ シーク時間
シーク時間は位置決め時間とも言われ、目的のデータが有るトラックまで磁気ヘッドを移動させる待ち時間です。

エ データ転送時間
セクタに実際データを書いたり読んだりする時間です。

ということで答えは ウ になります。

ITパスポートまで・・・

あと12日です。
今日はなんだかすごく眠いぞ!勉強しなきゃならないのに。。
大概、そんなもんですよね。
明日また頑張ろう。

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