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コンピューター5大装置の一角、CPU

今日も元気にITパスポートの勉強だ!
鍼灸師の伊藤です。
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今日のテーマはコンピューターの心臓部、CPU(Central Processing Unit)についてです。
まずは問題です。

問題

PCのCPUに関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 1GHzCPUの”1GHz”は、そのCPUが処理のタイミングを合わせるための信号を1秒間に10億回発生させて動作することを示す。
イ 32ビットCPUや64ビットCPUの”32”や”64”は、CPUCPUの処理速度を示す。
ウ 一次キャッシュや二次キャッシュの”一次”や”二次”は、CPUが持つキャッシュメモリ容量の大きさの順位を示す。
エ デュアルコアCPUやクアッドコアCPUの”デュアル”や”クアッド”は、CPUの消費電力を1/2、1/4の省エネモードに切り替えることができることを表す。

CPUは脳みそ

のっけからごめんなさい。
心臓部と語りましたが、機能は脳みそです。
メモリ(主記憶装置)から動作に必要な情報をCPUが受けると、プログラムの命令を解釈して処理を実行し、各装置を制御します。
脳みそが身体のあちこちに命令を出してコントロールをしているのに似ていますね。

しかし世の中には頭の回転が速い人、遅い人がいます。
コンピューターも同様で、これをクロック周波数で判断します。
各装置にバラバラのタイミングで動作しているのではなく、クロックと呼ばれる周期的信号に合わせて同調して作業をしています。
1秒間に繰り返されるクロックの回数をクロック周波数と呼び、速いほど処理出来る量も多くなると考えます。
単位はHzで、1秒に繰り返されるクロックの回数を現します。もし1秒間に10億回クロックを繰り返すのであればが1GHz(1G=10^9回)です。

回答

ア 1GHzCPUの”1GHz”は、そのCPUが処理のタイミングを合わせるための信号を1秒間に10億回発生させて動作することを示す。
そのとおりです。1GHzは1秒間に10億回命令を飛ばすことができます。

イ 32ビットCPUや64ビットCPUの”32”や”64”は、CPUの処理速度を示す。
ここでいう32、64はCPUが一度に処理するデータ量を示します。

ウ 一次キャッシュや二次キャッシュの”一次”や”二次”は、CPUが持つキャッシュメモリ容量の大きさの順位を示す。
キャッシュの一次、二次はさらなる高速化のためにキャッシュを階層化し、その際の配置順を現します。

エ デュアルコアCPUやクアッドコアCPUの”デュアル”や”クアッド”は、CPUの消費電力を1/2、1/4の省エネモードに切り替えることができることを表す。
これは1つのCPU内に、命令を実行するコアが何個入っているかを示します。デュアルは2個、クアッドは4個です。

ITパスポート受験日まで・・

後15日です。
がんばります。

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