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共同書店三年生

二年と二ヶ月の棚主生活、もしかしなくても三年生なのでは?と思い当たりました。

色々考えて、SOLIDAの棚主からは卒業することにしました。
売れなかったのか?と問われるとそんなこともなく、三ヶ月で100冊くらい旅立ちました。
そう、旅立ちすぎたのです。具体的には、書斎から売り物を探すのが困難になりました。

棚から候補を挙げて中身を確かめて、やっぱり売りたくないとなることもしばしば。
棚の寸法を考えつつ次の本を考えるのですが、残っているのは手放しがたい本ばかり。
数冊の本を決めるのにも半日がかりで、これでいいのかな?と。

加えて、私が借りていたる棚は月額18500円。
SOLIDAはお店自体の立地がいいし、棚も広々していてたくさんの本が置けるのでこの店賃には特に異論はありません。
でも、棚が半分空いてると月9000円を無駄に費やしていることになります。
1冊単価を上げればいいのかもですが、自分の読んだ古本を高く売るのもどうかと思うし。

また、SOLIDAを借りた目的の一つに「サイズの大きな本(A4の写真集とか)を処分する」があったのですが、これがびっくりするほど動かないのです。
そうだよね、たまたま神保町に遊びに来たら、大きくて重い本持ち帰るのはためらわれますよね…

というわけで、自分の中でのSOLIDAを借りる意義は果たされたので、いったん店じまいすることにしました。
ひとまず資料の放出はPASSAGEに集約させようと思います。

SOLIDAは7月末くらいまで運営しますので、ぜひ遊びにいらしてください!

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