置文の前書き
高校生の頃、『思考欲』というブログを運営していました。
「若気の至りは早々に抹消すべし」と確認したらばサービス自体が終了しており、歓喜しております。
思考に欲も何もあるかいな、と思いますか。けれども当時の私にとっては、睡眠欲、食欲、性欲と同様、自分自身ではコントロールできない、手なづけることのできない魔物でした。ひたすらに思考が溢れるだけでまとまらず、無駄にブドウ糖を消費し疲弊しておりました。学校が終われば帰宅早々ベッドに入り、天井を眺めながら考え込むのが習慣でした。私の部屋の天井はひじき模様でした。（あれって、トラバーチン模様というらしいですよ）
案外、ただ寝そべっているよりも、絵を描いたりブログを書いている方が休まります。アウトプットすると頭がすっきりする。かの『思考欲』も雑然としたものがこぼれ落ちて文になるだけの掃き溜めでしたが、随分と役に立ちました。
そういうわけで、性懲りもなく、また自分の思うことなど他所様へ発信しようとしているわけです。こういう経緯ですから、これをどなたかが読んでくださっているとしても、勝手気ままにやらせていただきます。なるべく人のことは傷つけないように気をつけつつ、けれども誰かのためになろうと気張ることもせずに書いていきます。
基本的には雑記帳として扱いますが、生業であるイメージコンサルティングについては頻繁にテーマとする予定です。
診断に用いる基礎理論については基本的に触れません。尊敬する師匠から学んだものですから、この雑記帳に交えて記すようなことではありません。理論とは別に、私が実際にお客様と対面して学んできたことや思うことなど、個人的に記すまでです。
そもそもアクセサリーをつける習慣のない方に、似合うイヤリングの形をお勧めするだけでは意味がないかもしれない。生活や性格に馴染まなければ、実践まで及ばない場合がある。耳に物がぶら下がることに抵抗感があるのであれば、似合うものに限定せず「まずは小さいものから慣らす」という案が効くかもしれないし、持っているけど仕舞い込んでいて忘れがちだというのであれば「玄関や化粧台にオープンなアクセサリートレイを」と提案したい。
“私の”イメージコンサルティングを覆う、柔らかい部分を柔らかく、時にはあえてざっくりした表現で文にします。
私にとっては意味のあるものになりそうです。「ようやくこの時が来た」と感じています。緊張しています。なんだか置文を書き始める前のような気持ち。それにしては若すぎる。
さて今回はまえがき程度に留めておきます。
おまけの自己紹介
（読んで得することはありませんから、暇なら鏡でも磨く方が良いかと思います。お箸の先が傷んできてないか見てみるのも良いんじゃないかな。春に新調するのはロマンティックでしょう。出先で読んでいて、暇だが掃除どころではないという方は、今の姿勢をチェック。首が前にぐらりとしなってゾンビみたいになってないですか。「ストレートネック」で検索。いってらっしゃい。）
・食べ物
チュロスとアスパラの肉巻きフライが好きです。ナンプラーとニンニクも好きです。なんでも酢をかければより美味しい（ウマイ）と思っています。ラーメン屋さんで卓上にお酢があるのを見つけると「絶対ドバドバ入れたほうが好みの味になるけど、それはラーメンへの冒涜なんじゃないか」というジレンマに苦しみます。甘いものも大好きです。ぷくぷくたいチョコが好物です。苦手な食べ物はどうしてこういう味になったのかいまいち察しがつかない食べ物。
・植物
家の中のそこらじゅうに緑があります。数えたら23株でした。切花のお世話は不得意なので、緑ばかりです。植物の有機的なデザインは、私が脱ぎっぱなしにした上着やずっとテーブルに置かれているスーパーのレシートを優しく包み込み、「なんてことないね」という穏やかな気持ちにしてくれます。前世の話になりますが、整理整頓の神の脛を蹴った経験があります。神は私を許しませんでしたが、植物はあらゆるものを許します。
・服
きちんとした格好をするのがあんまり好きじゃないです。きちんとした人間だと思われたくないからです。無難な格好も嫌です。無難な人間だと思われたくないからです。気づいたらこんな性格になってしまっていました。でも、きちんと見せたい日もあるし、無難でいるべき日もあります。イメージコンサルタントになっておいてよかったです。そんな日さえも楽しく私らしく服を選べる。
特段嬉しいのは、娘のお友達や年上の女性に服を褒められた時です。ペイズリー、花柄、フリル、染めのグラデーション、フリンジ、ビーズが好きです。
どうせ今後も自語りするので、ここまでにします。
（律儀に最後まで読んでしまった方の首が、そうでない方よりも歪んだままだと申し訳ないので検索リンクを貼っておきます。手軽そうなストレッチを探してみて。ちなみに私はストレートネックすぎて黒魔術使えそうな感じになってきています。姿勢の良い人を見ると、心地の良い緊張感を得ます。美しい。）
イズミ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？