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遅れたオクトラ朗読劇感想

あと4日くらい丸二週間遅れと思って、自分に厳しくしないときっと一生ペンを走らせないでしょう自分の性だから、無理強いてnoteのサイト開き、強制にパソコンとにらめっこして観劇の感想を書き留めました。

観劇するようになったきっかけは麗和落語でした。
最初は見るつもりはなかったけど、推しの前川涼子さんがご出演された上に、「裏でリモートでリハーサルしてる時、泣いちゃうぐらいがんばって、渾身の力込めて、皆さんに最高の出来をお届けしました。」と自分の番組にも宣伝してましたので、ディレイ配信見ると決心しました。

落語が嫌いわけではないが、嫌いというよりも恐怖を抱えてました。
国を跨ぎ、色々文化も習慣も違ってくるし、なにより、聞き取りが下手なので、上手く内容を理解できるか?面白い点が分かるか?とても心配でした。
でもそんな心配は要りませんでした。集中すればスムーズにお話が難なく頭に入ってくるし、そんなに難しいネタもありませんでした。

たまにスピードが早すぎて、聞き取れないところを繰り返して聞く必要ありましたが。

なんだかんだで、舞台劇とか、朗読劇とかに興味を持ってくるようになり、現場で観劇出来なくても、配信があればきちんと見ています。

前置きが長すぎてごめんなさい…。
それでは早速本題に移りましょう。

朗読劇とは文字通り、声でのお芝居が主な演劇です。
時折演者が体の動きや表情を加え、視覚的により豊かな演出を観客にお届けしますが、ほとんどの場合ステージに立ったり、椅子に座ったりしています。

朗読劇について、この度のオクトラ朗読劇が私の初めてでした。
推しのことを生で見られるし、推しのファンともお会いできるので、とってもわくわくだし、開催日をずっと胸に期待を膨らませていました。

今回のストーリーは「逢魔編」と「黎明編」に分けられています。

前者はトレサ一行が旅の途中、ある村で宿屋で一休みを取ってる時、
「助けて、助けて」と、耳に入ってきた声を辿って、謎めいた少年エミリオと遭遇、彼の導きに従って、村のそばにある洞窟に入り、魔物との戦いで危機一髪の際、別行動してた仲間と合流し、洞窟の果に不思議な少年から、彼の身に起こった出来事を聞き、試練を乗り越えて村のみんなを助けてと、彼の願いを受け取って、試練の強敵魔剣士バロガーに挑み、打ち勝つエピソードです。

後者は八人の主人公がまだ互いのこと深く知らず、旅団が結成される前のエピソードです。
偶然出会った八人の主人公が黒き森一族のハンイットの旧友、青き森一族のナビアが魔物に襲われ、命が危ういところを助けてあげた。
そこで、昔青き森一族と黒き森一族の因縁を知って、黒き森一族により、青き森一族が滅び、ナビアがその数少ない遺族であることが判明された。
それから奇妙なことに、森の中の魔物たちが急に蠢き出す、村を襲いかかってきて、ハンイットたちが大きな陰謀に巻き込まれた。

「逢魔編」は青木瑠璃子さんの担当する役のトレサが大活躍を披露しました。
トレサがなければ、皆さんが魔剣士に負かされていたと言っても過言ではありません。
習得したばかりのスキル「かばう」を「緊急回避」と合わせて、敵からの攻撃を自分に誘導しながら躱す全然性質違う2つのスキルなのに、臨機応変に運用出来ることは、頭脳明晰な彼女ならではの天才的な発想でした。

無事に皆さんが試練を乗り越えた手柄で、ルーンマスターの称号がまさに彼女に相応しい。

「逢魔編」はハンイットとナビアをめぐって、
昔青き森一族と黒き森一族が対立し、長年の戦争に渡って、黒き森一族により、青き森一族が滅ぼされたエピソードを語られています。
父親と一族の敵を討つために、復讐心に駆られて自我を失われた挙げ句、自らにより自分の命を絶やす悲しい結末でした。

やっと幼馴染と再び出会えたハンイットが、感動な再開しては永遠のお別れとなり、その死別に悲しみに暮れて、途中からずっと涙ぐんでいました。

最後にオフィーリアさんが嘘ばっかりしてきたテリオンに真の名を伺い、不本意にちょっと拗ねて真の名を名乗ったテリオン見て、己の内に「自分のことを信頼して、受け入れる仲間と出会えて良かった…テリオンさん…。」と呟き、また涙が勝手に頬を伝わってきました。

これが私が精一杯脳みそを絞って、下手な言葉で紡ぎ出した感想であります。最後までお読みになって、ありがとうございます。


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