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【合格体験記】IPO実務検定試験(標準)の勉強方法

最近「IPO実務検定試験(標準)」に合格したので、実際に行った勉強の方法・かかった時間をシェアします。

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1. 前提知識

既に持っているいくつかの資格と内容が重なっている部分があったため、0からのスタートよりはほんの少しアドバンテージがあったと思います。

〈既に持っている関連資格〉
・日商簿記2級(1級も勉強中)
・FASS検定
・ビジネス実務法務検定2級

ただし、下記にて記載する公式テキストは、初学者にも分かりやすいように書かれてあると感じましたので、前提知識はなくてもそこまで苦労はしないと思います(わたし自身も、忘れている知識がほとんどで、ほぼ覚え直しでした)。

2. 勉強方法

勉強には、公式テキストと公式問題集を使用しました。(※本記事には記事執筆時点での最新版のリンクを貼付してますが、購入する際は必ず購入時点の最新版を確認してください。)

2-1. テキスト精読

まずはじめに、こちらの公式テキストを一読しました。

重要そうなところにはマーカーで線を引きながら(目安1ページに10箇所ほど)、精読しました。
ただし、あまりに細かすぎる内容が載っている図表などは、必要そうなら後から目を通すことにして、付箋を貼るだけ貼りいったん飛ばしました。
また、上級レベル向けのページは丸ごと飛ばしました。

2-2. 問題演習

テキストの一読後、こちらの問題集に取り組みました。

1周目は、問題を解く→「テーマ」の部分を読む→解答と解説を確認する、という流れですすめました。この時点で、7割程度の正答率でした。間違えた問題にはマークをつけておきました。

2周目は、問題を解く→解答を確認する→1周目で間違えていた問題のみ「テーマ」と解説を復習する、という流れで進めました。この時点で正答率は100%でした。

3周目は、最終確認として、問題を解く→解答を確認する、という流れでさくっと取り組みました。

3-3. 総復習

最後に、当日の試験前、問題集を3周目と同じやり方でまわすとともに、テキストをパラパラとめくり、問題演習を通して確認したくなったところに簡単に目を通しました(細かい内容はあまり出題されなさそうなことがわかったので、再度の精読は行いませんでした)。

3. かかった勉強時間

勉強時間は、トータルで12時間ほどでした。私の場合は、2日に詰めて取り組みました。

1日目:テキスト精読(8時間程度)
2日目:問題演習(3時間程度)
試験当日:最後の復習(1時間程度)

頑張れば1日におさめることもできたと思います。

4. 受験結果

結果は、トータル得点率83%で合格でした。
各領域の得点率は下記の通りです。各領域内で、得点できていなかった分野はバラけていたので、大きく何かについての知識が欠けたままだったということはなさそうです。

  1. 倫理 100%

  2. 制度・コンプライアンス 82.6%

  3. 上場準備実務 81.8%


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以上、合格体験記でした。

普段の文章とかなり毛色が違いますが、ネット上で出回っている情報が少ないため、もし誰かの参考になればと思い公開しました。

過去に取った資格も、メジャーなもの(簿記2級、情報技術者系など)は不要かと思いますが、マイナーめなものについては順次勉強方法をシェアしていこうと思います。




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