240102 冷めた方が良い熱
本当は前回のレポから日記でもつけてやろうと考え、まあ毎日は無理だろうから二日に一回くらいのペースでいいかなとか考えていたところ、インフルエンザに罹りずっと床に伏していた。幸い熱はそこまででもなく高くても38度台、インフル特有の思考に靄がかかった感覚と呼吸器不全に耐え抜いていたら、いつの間にか年が明けていた。誰に許可を取って明けてやがるんだ。私は年越しそばも雑煮もおせちもちょっといい日本酒も何も口にしていない。ここまで考えて食欲のみの己の心持ちにも驚くものだったが、年越しというのは飯が美味い数日としか考えていないようだった。ならいいか。勝手に明けても。
ちなみにインフルは全くと言っていいほどに完治しておらず、今治りかかったからとにじさんじの推しの出ているライブ『SYMPHONIA』のDay2を見ていたらめちゃくちゃ悪化した。推しは健康にいいはずではなかったか?仕方なく布団に戻り、匿名ラジオのバックナンバーをランダム再生しながら寝たり起きたりを繰り返している。喉の違和感と呼吸の苦しさが変わらない。普段凪のような生活をしているので、こんな年始からの試練は必要ないだろと思っている。
今年の目標か何かを立てたいところだが、息がしんどくてそれどころではない。落ち着いたらそれについても書いておこうと思う。
ところで、変わったことがあった。私は喫煙者、結構なヘビースモーカーなのだが、インフルに罹ってからタバコの匂いがいつもと違うように感じ始めた。一言でいうと、臭い。タールだかニコチンだか特有のつんとした匂いが鼻をついて、自分のタバコの好きなところである変な甘味と苦味が混ざった匂いが感じ取れなくなってしまった。
調べると、インフルエンザの際は味覚が変化したり、嗅覚に異常があったりするようだった。ただそれらは「無になる」が近いようで、こんな風に変わるとは一つも書かれていなかった。
おそらく、ここ一週間ほど清潔な空気に触れ続け、薬で体を入れ替えた結果、今までタバコに適合していた体が元の状態に戻り、タバコの臭いを感じ取れるように戻ったのだろうと思う。
余計なことしやがって、という気持ちと、このまま禁煙するのもやぶさかではないなという気持ちが同じくらいある。どちらになるかは、まあ今後決めていこうかな。
とりあえず再度布団に包まる。そろそろ治ってほしいのだが、熱が上がってるような感覚はライブを見たからなのかインフルなのかどっちかはっきり言ってくれ。
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