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『人との出会いで人生が変わる』 株式会社CONCON 代表取締役“吉田凌基”さん

穏やかな雰囲気と落ち着いた佇まいで、軽やかに待ち合わせ場所に登場した若干22歳の経営者。何がきっかけで「世界に衝撃・興奮・安心・笑顔を与え続ける会社」という理念を掲げる会社を立ち上げることになったのか、吉田凌基さんにお話を伺いました。

吉田さんプロフィール出身地:福岡県柳川市出身
活動地域:福岡市中心
経歴:福岡県立三池工業高等学校卒
   日本道路株式会社技術社員として3年間在職
職業:株式会社CONNCON 代表取締社長    
好きな言葉:素直・笑顔・ポジティブ

記者 よろしくお願いします。
吉田 凌基さん(以下、吉田) よろしくお願いします。

「なにをやるか、ではなく、誰とやるか。それを大事にしていきたい。」

Q1:22歳という若さで会社を立ち上げるって本当にすごいですね!! どんな心の在り方や認識の変化がきっかけで今の活動につながってるんでしょうか?

吉田 僕は素直・笑顔・ポジティブなあり方が大好きで、素直でいれば、良い人と出会うことができるし、人生は良い方向に向かって行くものだと思っています。何よりも本気でやった方がワクワク感が味わえるし、得るものが大きい。ゆっくりダラダラやるのはもったいないと思っています。そうなったのは高校時代の経験が大きかったかなって思いますね。

記者 高校時代にどんな事があったんですか?

吉田 僕は地元の工業高校の土木科に入学したんですが、土木課はその高校の中でも一番偏差値が低かったんです。同じ高校に通っていた兄には「普通にしてれば成績はトップ取れるよ。」と言われてたんですけど。入学後初めての試験で、クラスで真ん中より下の順位だったんです(笑)。部活はバスケットボール部に所属してたんですが、バスケもそんなにうまくなくて。。。成績が良くないと練習に参加させてもらえないような部活だったので、勉強は嫌でもしないとならない状況でした。そんな中、顧問の先生から「一回素直にやってみろ。」と言われたことがあり、言われた通りにやってみたら勉強も部活もできるようになったんです。結果、卒業する時には主席でしたし、部活でも副部長を務めるまでになってました。

記者 先生の言葉を素直に聞かれたってことですか?

吉田 はい。それは大きかったと思います。あともう一つはクラスメートの存在も大きかったです。土木課は定員40名。毎年、数人辞めてしまうので40人全員で卒業するということがなかったんです。でも担任の先生が「この学年は絶対40人で卒業するんだ!!」と言っていたので、僕たちも40人で卒業できるようにと、テスト最下位の友達に勉強を教えたり、時には答えも教えたり(笑)もして、結果40人一人も欠けることなく卒業することができたんです。40人全員で卒業するという目標があったことと、どうしたらそれができるのかを自ら考えて行動できたこと、クラス内の協力関係があったことで、先生の言っていた「40人全員で卒業」ができたんだと思います。

記者 その時の気持ちを言葉で表現したらどんな気持ちだったんですか?

吉田 ワクワク感です。

みんなで一緒にワクワクしてました。本気でやる時がワクワクします。ワクワクするから本気でやるのではなくて、本気でやるからワクワクするんですよね。そういう意味では企業に属していた時は惰性だったかもしれません。

記者 企業に在籍していた時と高校時代、そして今の感情はどんな風に違うんですか?

吉田 高校時代はみんなで一緒にワクワクしてました。

高校卒業後、大手の会社に就職し、この仕事を一生続けていくものだと思っていました。朝から晩まで休みなく働いて、入社3か月後に現場監督になりました。みんなに協力してもらいながら現場を作って、その時はそれなりにやりがいもありました。だから何の疑問も持たずに3年間その会社で働き続けました。だけど、ある友達とのやり取りがきっかけで、雇われている世界しか知らなかった自分に気づいたんです。
そのことをきっかけに「やりたい事をやっていきたい」という思うようになり、副業を始めました。最初はお金を借りながらチャレンジで、なかなかうまくはいかなかったけれど、多くの方々にたくさん話を聞いて、素直、笑顔、ポジティブが大事だと学び、それを実践しました。その時に感じた事が、高校時代に経験した「みんなで本気で取り組むワクワク感」だったんです。それを基盤に進んできて、そして人との色んな繋がりによって、今の事業に携わることになりました。

Q2:吉田さんの歩んだ一歩一歩に色んな方々との出会いがあるんでしょうね。そんな吉田さんに二つ目の質問です。今からの時代、AIが活躍するようになりますが、そんな時代に人間にとって必要なものってなんだと思いますか?

吉田 AIは脳で言ったら、人間より勝ってる分野もかなりありますよね。IQに関しては人間に勝てるけど、EQっていう感情指数ではAIは人間に勝てないのかな、と思います。それこそ人とのつながりですよね。日本って村社会から成り立ってきているので、それでいうところの和を大切にするところだったり、ご縁を大切にするところっていうのは、AIは勝てないのかなって思います。人間が唯一持っているところ、そこをフォーカスして人間味を出していくといいのかなって僕は思いますね。それこそ人を大切にしていくことは大事だと思います。

Q3 そんな風に人を大切にされている吉田さん。これからどういう美しい時代を創っていきたいですか?

吉田 僕自身としては、そんなに目標持ってやってるって感じではないんですね。ただ唯一数か月前に出会った人から教えてもらって、目標になったことがあるんです。それは精神性の高い人財をたくさん輩出していきたいという事です。「何をやるか」というより、「誰とやるか」が重要なので、それこそ精神性が高い人と色々やっているとそれだけで楽しいですし、そういう人を集めるのはもちろんですけど、誰かの人生のターニングポイントに立って、変わるきっかけを与える人財の輩出をしていけたらいいなって思ってますね。僕も今までいろんな方々にきっかけをいただいて変わってきたので。。それをどっかで恩返しできたらいいなって思いますね。

Q4. 本当に22歳とは思えないくらいのコメントですね。では具体的にその精神性が高い人財の輩出をどのようにされていこうと思ってますか?

利害関係なく、いろんな人に与えることがすごく重要だなと思っています。ビジネスマンとして利害関係がないとしない人ってたくさんいると思うんですけど、だけど、実は、世の中にある、人間とか水とかお金とかすべてが回りもの。誰かにしてもらったことは、誰かに返すのが当たり前ですし、自分が利害関係なく誰かに与えたらどっかから返ってくるでしょうし、という精神で色んな人に与えるというのをどんどんやっています。利害関係なく、時間とお金を投資するって事を今はやっています。

記者 その一環で今の事業をされているってことですね。
吉田 はい、そうですね。
記者 今日はお忙しいところ大変貴重なお話をありがとうございました。吉田さんのような影響力のある若者がこれからどんどん増えたら安心して次の時代をお任せできると思いました!!今日はお忙しいところ大変貴重なお話を本当にありがとうございました。

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【編集後記】
インタビューの記者を担当した冨沢と古川です。
インタビューさせてもらいながら、吉田さんから出てくるすべての言葉に感銘を受けていました。吉田さんのこれからがとっても楽しみです。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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