僕らはそろそろやり方について話そう
片付けのやり方について書いた本が革命的だといってヒットするくらい、人は片付けそのものについては必要性や切迫感を感じる一方で、そのやり方については他人と話をしたことすらないという現状があった。従ってそこには確たる意識さえ向いていなかったわけであり、その弊害が汚部屋でありゴミ屋敷であった。
人は片付け同様、勉強そのものについては必要性や切迫感を感じる一方で、そのやり方については他人と意思疎通する機会がそれほどまでにはなかったと思われる。少なくとも僕の学生時代はそうだった。そしてその弊害が、単にやり方を知らなくてできなかっただけなのに、勉強ができない人として世間から扱われてしまうなどの、悲しい結果である。
折しも、インターネットの発達により、数多ある教科書は読者の手で星の数によってランク付けされ、良い点も悪い点ももレビューに書かれ、効果的な活用方法は共有される社会となった。また、他方では、授業動画やAI先生などの新しい学習手段も、充実してきた昨今である。
だからやはり僕らはもうそろそろ・・・
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