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手紙2-5〜インタープリテーション実習3〜

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手紙2−4からの続きです。


いよいよ「と班」のプログラム「みんなで名づけまShow! in Forest」です
はらちゃんがメインの進行役、はるまちさんが班分けまでの繋ぎ役
私はタイムキーパーと締めの役です

はらちゃんの若さと元気で参加者を盛り上げ
はるまちさんの意表をつく進行で参加者のみなさんの予想を外し
さらにいきなりプログラム開始と見せかけて班分けをします

対話を促すためにあえて元の班のメンバーをばらばらにしますが
最初は元の班のまま3つのエリアに分かれてもらいます
そこには3色の森人が隠れています
1人に1つの森人を見つけたら元の場所に戻ってもらいます

選んだ森人の色ごとに青森さん、白森さん、桃森さんに分かれます
3人でそれぞれの色の森人を担当します
サンプルとなる木の前で名前をつけることを説明した後に
色ごとに3つのエリアに分かれてユニークな木のポイントを探します

私は青森さんチームを担当しました
参加者からの質問には答えつつ、混ざりたい気持ちを抑えながら
場を盛り上げるよう共感的に関わっていきます

青森さんチームには前日のインタビューでペアになったほーりーさんも
その自由すぎる発想に人を超えた存在を感じました

各チームのネーミングはどれも私の予想を超える素敵なものでした!
参加者の皆さんも楽しまれているようでしたが
それ以上に自分が楽しんでいるのを感じました!
ほーリーさんの神がかったネーミングが採用されなかったのは残念でしたが


全ての班の実習が終わり、振り返りの時間です
班内でのふりかえりに続きチーム同士の振り返りがありました
これは全く初めての経験で最初は困惑しました
お互いに実施者と参加者を体験した「よ班」の皆さんと振り返りました

まず「実施者チーム」と「問いかけチーム」に分かれます
「実施者チーム」は実施者として参加したプログラムを振り返ります
その際、実施後すぐに記録した実施者としてのメモと
参加者とオブザーバーのメモを参考に話し合います

「問いかけチーム」は「実施者チーム」が振り返っている間
「実施者チーム」の振り返りに影響を与えないため
対話に入ることなく視線もそちらには向けず
「実施者チーム」が話し合った内容を記録します

「実施者チーム」振り返り終了後、「問いかけチーム」は
「実施者チーム」の学びを深めるための問いかけを話し合い
「実施者チーム」に問いかけます
それを交代で行います

振り返りというと改善点をあぶり出す反省会のようになりがちですが
目的は互いの成長を促すためのもので評価はしないことを心がけます
各チームが交代してから全体での振り返りが行われました


ここまで念入りの振り返りは初めての体験でした
今回のような振り返りを実践でそのまま活用することはないと思いますが
とてもユニークで興味深い体験でした

自分一人で気づけることの限界を知り
分かち合い問いかけあうことで広がる可能性に気づくことができました


手紙2−6に続きます。




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