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手紙 2−1 〜体験学習法 in 清里〜

ご訪問いただきありがとうございます。
今回は2月6日から8日まで清里のキープ自然学校で開催された体験学習法のセミナーのことを手紙形式で書きたいと思います。


お久しぶりです
寒い日が続いていますが
元気にお過ごしでしょうか
今回は先日参加したセミナーについて話したいと思います

共に巡った2度目の長野の旅
その途中で立ち寄った清里だけど
あれから9年近くの年月が経ってしまったんですね

私が2度目に訪れたのは7年前
ジオガイドのになるためにインタープリテーション(自然解説)の入門編に参加し、翌年はジオガイドとして応用編に参加しました

3回目の昨年はコミュニケーションの学びのために
今回と同じ体験学習法セミナーに参加しました
昨年のテーマは
「心をひらくコミュニケーション〜理解しあうために〜」
でしたが、今年のテーマは
「〜対話を促し、気づきを深める問いかけの力〜」
でした

今回もコミュニケーションに関するテーマだったので
迷わず参加を決めました

清泉寮ジャージーハットからの臨む富士山

昨年の会場は清泉寮新館でしたが、今年はキープ自然学校でした
清泉寮から1kmほど下った場所にあります
キープ自然学校を利用するのは6年ぶり
受付の前に食事と買い物ができる清泉寮ジャージーハットで昼食を済ませ
再び下ってチェックインしました

キープ協会のみなさんとの再会は、いつも懐かしさが溢れます
昨年はキープ協会に入社予定で研修に参加していたもっちゃんは
今回スタッフとして受付で出迎えてくれました

7年前に初めてお会いしたおののさんも受付で再会しました
おののさんも昨年の体験学習法セミナーに参加されていたので1年ぶりの再会ですが、不思議とそれほど時間を感じませんでした

今回は全体の司会進行役として参加されていました
おののさんの丸文字のような声と話し方には
毎回なごみ癒されています


研修中は講師も参加者もニックネームで呼び合います
私は初回の2016年から、人の話をきかないきくぞ〜で通しています

参加者は私を含め11人とスタッフ5名とほぼ昨年と変わりませんでした
内1人は昨年のもっちゃんと同じく春からスタッフになるごるどさん
就職のため山梨に引っ越したごるどさんですが
実家はまさかのご近所でした


初日のメインのプログラムは、講師が行う自然体験プログラムへの参加です
案内役は音楽好きのラビットさん
キープ自然学校の南東側に広がる森に入り
冬の清里の自然を体感します

キープ自然学校の玄関前に集合し
ところどころ雪の残る遊歩道を下って森の中へ
西側斜面を少し登り返すと、広大な牧草地が広がっています

北側を向けば雪化粧した八ヶ岳の山並みを望めます
ラビットさんはそこから吹き下ろす風があることを話しながら
それをただ言葉で伝えるのではなくシャボン玉で見せてくれました!
みなさん夢中で写真に収めていました

清泉寮の牧草地越しの八ヶ岳

再び斜面を下り、視覚と聴覚をすまして森を体感します
ラビットさんは参加者の様子を見ながらタイミングを計り
ヤマネ探しのアクティビティを始めます

ラビットさんはヤマネの冬眠に関する説明をすると
ヤマネのマスコットをおもむろにポケットから取り出し
1人の参加者の手に乗せていきます

みなさんにも回して大きさを確認してもらい
次にヤマネのマスコットを冬眠しそうな場所に隠します
1箇所だけ意表を突いた場所に隠すのだけれど
去年も体験しているのでそこから探してしまいました


個人でのヤマネ探しが終わると
今度は冬眠しそうな場所を小グループになって相談しながら探します
場所が決まったら温度計で土の中の温度を計ってみます
その時点では外気より温度が低くても
風雪が吹き荒ぶ夜の森に比べれば温かいのかなと想像しました

キープ自然学校南東側の森

今度はみんなでシートを敷いて、その周辺で寝てみます
みなさん好きな格好で森に寝転がります
横を向けば目の前に落ち葉や倒木が迫ります
土の香りが鼻腔に伝わります

空を見上げれば張り合う木々の枝葉が目に止まり
耳をすませば風の音や鳥の声が聴こえます
近くの保育園から聞こえる園児の声も聞こえてきます


手紙2−2に続きます。

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