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心ときめく言葉を。

「月が綺麗ですね」

夏目漱石は「I Love You」をそう訳したそうだ。
そんな逸話を聞いてから、
ふと見上げた空に月が見えたとき、
好きな人に「月がきれい!」と送ってしまう。

例えそばにいなくても、
好きな人と同じものを同じ想いで見るって
どれだけ尊いことか。
想像すると、にんまり幸せが溢れてくる。
綺麗な景色を一緒に見たいと思い浮かぶのは
いつだってあの人であったりする。

直接伝えられず、相手に伝わるか分からない
遠回しな表現を続ける自分は臆病でズルいなと
思わないことはない。
相手に伝わっているかと言われれば
きっとそんな想いで話しているなんて
伝わっていないと思う。
相手にはただの月が好きな人に
思われているかもしれない。
でも、私が満たされるからそれでいいかと。

だから私は自己満足でも
自分で幸せを感じる瞬間を作るために
「月がきれい!」と、
"あなたが好き"という想いを伝えている。

小さくてもいい。誰かに言わなくてもいい。
自分自身の心が満たされてにんまりする。
そんな言葉や行動を見つけてみよう。

それだけできっと毎日が煌めく。
幸せだなぁと思う時間が増えると思うから。

中秋の名月×満月の今日。
きれいな月がみれて嬉しくて。
月見バーガーを食べながら、
改めてそんなことを考える。

いず。

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