見出し画像

母の家7を片付ける その17 粗大ごみと大量の不燃ごみが回収されていく

そろそろ終盤を迎えつつある母の家のお片付け。一時はまったく先が見えないような気になっていましたが、思えば遠くに来たもんだ。

コツコツやってりゃ、いつかはゴールが見えてくる。

昨年12月からはじめて、大量に出たゴミ。やっと最後の大物が片付くところまでやってきましたよ。

これは一体どうやって捨てれば? 

今回片付けたのは、2階の寝室と付随するクロゼット&ウォークインクロゼット。そして1階の和室と押入れ。あとはガレージに付随する物置の中。部屋数としてはたった2部屋ですよ、2部屋。
この家にはあと4部屋あるのです。2部屋でこの手間とゴミの量って。。。。。家全部を片付けることになったら、いったいどういうことになるんでしょう。考えるのもオソロシイ。

その2部屋の中にあった物、ものすごくたくさん捨てたように思うのですが、実際にはまだ物はいっぱいあって、さほど減ってもいない。さらにオソロシイ。
ま、というわけで、これらの部屋から出るゴミ。当初予測していたのは、ほとんどが衣類などの古布と、バッグや収納用品などのプラゴミなのではないかと思っていました。あとは、本や雑誌などの古紙と、布団、家具などの粗大ごみ。

実家のある市はゴミ回収が有料なので、専用袋を買う必要があるんですが、「燃やすゴミ」「燃やさないゴミ」の2種類のみで、この燃やさないゴミの袋で「プラゴミ」「不燃ごみ」と仕分けするようになっている。ゴミ袋のサイズは4種類あって、この袋に収まって最後に持ち手を結べる大きさのものしか、回収してもらえません。ちなみに古布と古紙は普通の半透明の袋でリサイクルゴミとして無料で出せます。

まあ、粗大ごみ以外のものは、一番大きな指定のゴミ袋を買っておけば、だいたいは上記3種類に分けてこの中に収まる、、、、、ぐらいの感覚でいたわけです。

ところが、実際に片付けをしてみたら、もう、このどこにも属さないのでは、、、、と思われるゴミが大量に放出されてきたわけです。多くは物置の中からでした。こんな感じよ。

画像1

微妙に大きいバーベキューグリル。粗大ごみにするには小さすぎるが袋には入らないプランターやトロ箱。農薬噴霧器。大量の園芸用支柱、はずした自転車のかごやら、わけのわかんない容器、苗を入れていたらしい大量のプラかご。ああ、もう見てるだけで頭痛くなってきた。

当初はまとめて全部業者に引き取ってもらうつもりだったのですが、自分でやるぞと決めたあとに一番困ったのは、こうした「どうやって捨てればよいのさ」というゴミでした。

枝切り鋏とかノミとかかんなとか。全部危険だし重いし、袋に入れたら袋が破れちゃうし。

ほんと、人って生きるためにたくさんのものを所有しているんだなあ、ってことと、それ、手放したり捨てるの、ほんと大変なんだなーってこと。それが今回学んだ大きなことじゃった。自分は溜め込まないようにしなくっちゃ。

地道に袋に詰める。地道に出す。その繰り返し

工具類は金属ゴミの日に普通に袋に入れて捨てられると市役所の人が教えてくれたので、刃のあるものは危険のないように紙箱に入れたり、不要の布袋に入れたり、はたまたガムテープで巻いたりしつつ、もうほんと、地道に地道に袋に詰める。

重くなりすぎると持てないので、重さも考慮しながら小分けに。でも、有料の袋は無駄にしないように、いい配分で袋詰するのは結構な手間でした。

トロ箱は、捨てる予定の工具入れの中にあった ナタ で叩き割って袋に。支柱類は10本まとめれば200円で粗大ごみで引き取ると言われたんだけど、ざっと50本ほどはあろうかという状態だったので、短くて曲げられるものは地道に折り曲げて袋に詰める。

画像2

こういうのは日頃からこまめにやっていかないとだめぽ。大量のものをこうして処理していくのは、ほんと時間とエネルギーがかかります。

多少お金がかかっても、業者さんにまとめて引き取ってもらうのが一番よいかとも思うけど、でも行政のゴミ収集に比べたら、破格の費用はかかってしまうので、安く上げたければ延々と袋詰をするしかないわけで。

頑張りましたよ。

息子も頑張りました。今回、年末休みでかなりの働きを見せた孫。えらい。

というわけで、今回の片付けで一番難儀したのは、この「燃やさないゴミ」の中でも、ほんとどうやって捨てればいいのか分別も難しい物たちだったように思います。

画像3

これでまだ半分ほど。こちらはプラゴミの日に出した島。

金属ゴミは回収が月に2回しかないので、とりあえず家の裏にまとめて、回収日の前日に自転車で馳せ参じて、ガレージ前に移動させるという作業を黙々と。

母は自分でも出せるというのですが、金属ゴミや陶器の入ったゴミは本当に重く、量もたくさんあるので手を出さないようにお願いして、とにかく私が動く、と。

結局ゴミ収集のために行ったり来たりを、回収日に合わせて5〜6回はしたと思う。

それで思うのは

・やっぱり業者さんに頼むのが一番ラク

ってことと

・ゴミ回収の方々に頭が上がらない

ってこと。出たゴミを持っていってくれるってね、実は奇跡のようなことだよね。見えないところに持っていってくれる人がいなければ、これら大量のゴミに埋もれて生きなくちゃならなくなる。

そして、

・捨てた先のことについて、私達はもうちょっと考えなくちゃいけないよね

ってこと。
危ないからとガムテープを巻いたり紙箱に詰めた金属の工具類、汚れたプラスチック、叩き割ったトロ箱。ぐちゃぐちゃに詰まったゴミの中身の行き先。捨てるだけで何も知らずに生きてきた結果が、海洋のプラスチック汚染につながったりもしているんだよね。きっと。

粗大ごみ、無事に引き取られていく

そして最後は、申し込みの電話から3週間後。便利屋さんが外に移動してくれてから2週間もガレージに置かれていたベッド、パソコンデスク類が、やっとこさっとこ回収日となり、無事引き取られていきました。

画像4

道行く人に対しても見栄えが悪く、治安の意味でもあまりよくないなあとは思いつつ。便利屋さんの作業の日と回収日がずれてしまったので、これは仕方ないプロセスで。

とはいえ、雨に濡れてはいけないので、回収日までは軒下や家の裏に置いておき、回収日の前日の夜に自転車で実家まで行って、ひとりで回収しやすい場所に引っ張り出して並べました。

古い自転車2台も引き取ってもらいました。置いておくと「乗ってみようかしら」と母が言い出すので、安全のため。自転車はシルバー人材センター等で再利用されるようなので、どっかで第二の人生送れるといいな。

よく働きました。ちかれたよ。


こうやって回収日に合わせてゴミを分別して出し続けるってことを1ヶ月ちょっとやったわけなんですが、結局その間ゴミの回収日のスケジュールに拘束されることになっちゃって。

無駄に忙しい気分を味わってしまったので、もし次に大掛かりに片付けることがあったら、そのときはたぶんまとめて業者さんにお願いすると思います。


とりあえず、今回は「手をかける」ことを目的としたので、これでよしとする(その理由についてはまた次回)。

ところで、ここまでやってもまだ捨て方がわからずに残ってしまったもの数点。

実家のダイニングテーブルは、私の知人のレストランからもらいうけた巨大サイズのため、その上にかけていた厚手ビニールのテーブル掛け。物置の中で硬化して汚れまくって、謎の物体と化していたんだけど、これは粗大ごみなのかなあ。

画像6

用途のわからないビニールの巻物、車のカバー、茶箱。申し込みし忘れたテレビ台。

画像5

これはちょっと落ち着いたら粗大ごみ回収に電話して引き取って貰う予定。いやあ、ゴミって。ゴミって。

つらたん。


というわけで、先が見えてきたぞ、お片付け。

あと1回ぐらい書いたら、しばらくお休みしようと思ってます。ちょい疲れた。次回は、いよいよ「寝室にエアコン」の回。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?