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断捨離は形を変えて保管しよう! 5月−1

 捨てられずに抱え込んでしまうものは「物」ではなく「記憶」や「思い出」であることも多いもの。子どもの写真や衣類、古い雑誌の記事や旅行などの思い出の品々は、手放すことが難しいものです。
 でもスペースには限界がある上、情報は増えるほど取り出す手間も増えます。結果、活用されず堆積してしまうことも多いのです。

 そこで、どうしても残したいものは「形を変える」ことで保存。ちょと手間がかかるものもありますが、ひと手間かけることで思い出がより素敵な形で手元に残ることも。

 まず、雑誌のスクラップなどはスマホのスキャンアプリで撮影をし、デジタル化しましょう。そもそも、スクラップしたものを取り出してまた見る機会は、限りなくゼロに近いのです。
 さらに、スクラップや雑誌類を長く保存すると、紙が劣化して埃を呼び、ダニの住処にもなってしまいます。紙類の保存は、要注意なんです。

 捨てられずに残っているけれど、押し入れや棚の奥にしまいこまれたままの思い出の品は、写真に撮って実物は処分します。
 紙焼きにした写真や、写真アルバムが山積みになっている場合は、アルバムをそのまま撮影するとデータ化してくれるアプリや、写真のネガをデジタル化してくれるアプリもあります。場所を取りがちなアルバム類は、こうしてデジタル化して所有しておきましょう。
 ただし、スマホやデジカメで撮影した写真を含め、データを保存しているだけでは取り出して見る機会が減ってしまいます。適宜ダイジェスト版でフォトブックを作るなどして、サイズダウンしながらすぐ手に取れる形にしておくことも大事かもしれません。

 暮らしの棚卸しが、人生そのものの整理につながります。すっきりと物を減らして、新しい季節をスタートさせたいものですね。

izoomimomose 2020


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