フランスでしたかった100のこと no.32 いつもは閉まっているノートルダム大聖堂の中央扉が、クリスマスに音を立てて開く場面に遭遇する

画像1 時々、自分には旅の神様がついているのではないかと思うことがある。ふとした瞬間、思いがけない光景に出会って、あとからそれがどれだけ貴重なものだったのかがわかることが、結構多い。2017年クリスマス、予定したわけでもなくなんの気なしにふらりと寄ったら、いつもは閉ざされているノートルダム大聖堂の中央の扉が音を立てて開いて、そこから司祭たちが列を成して外に出てくるのを見た。オドロイタ。
画像2 大聖堂の扉は3つあって、中央はいつもは閉ざされている。それは神の通り道とされていて、いつもは左右の扉から出入りするのだけれど、この扉がこんなふうに開くことがあるのを初めて見た。驚きすぎて写真は取れなかった。この写真はクリスマスミサを遠くから静かに撮らせてもらったもの。教会の中は観光地ではないので、あくまでも静かに、静かに。
画像3 ヨーロッパを旅すると、教会という空間のすばらしさをいつも実感する。それは祈りの場所でもあり、通りすがりの旅行者が疲れを癒す場所でもあり、時には音楽を楽しむ場所でもあり。クリスマスのパリで、ノートルダムの中央扉が開いた瞬間のあの光景は、旅の神様がくれた宝物だなあと今も思います。何が起こったのかはブログで→http://izoomi-momo.jugem.jp/?eid=1243834

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