MOSAIC.WAV楽曲で合唱?

こちらは、
MOSAIC.WAV Advent Calendar 2021 - Adventar に向けた文章です。

クリスマスも近づいてきましたね!あと、コミケの原稿〆切も近づいてきてますね!そんな中、読みに来て頂いてありがとうございます。

お初にお目に掛かります、いずみーと申します。
最強○×計画が聴きたくて、Space WAVE AKIBA-POPを買って以来のMOSAIC.WAV愚民です。また「サブカル合唱」なるジャンルの趣味の活動もしており、同人誌なんかも作ったりしております。

折角の機会ですので「MOSAIC楽曲で合唱?」と題して、
ちょっと文章書かせて頂きます。こんな世界もあるんだなぁ…って思って頂ければ幸いです。

■合唱に対してのイメージ

「合唱」に関するイメージ、皆さん、どんなものを抱いてますか?
 「小中学校の音楽の時間」とか、「集会で歌った校歌」とか、
そんな学校行事に紐付いている印象が強いのかな…って想像してます。

愚民の皆さんの中には、「MOSAIC通り」のAkiba Pop Jamでかやぴーが一時期紹介していた「野生の馬」とか「シーラカンスを取りに行こう」なんかを思い出す方もいるかも知れません。

■ここ10年くらいで始まってる動き

クラシックな曲・教科書に載っているような曲・クラス合唱で関わったような曲、そんなイメージが先行しがちな「合唱」。
でも、最近、ちょっと違う楽しみ方をしてる人達が増えてきてるんです。

ニコニコ動画の「歌ってみた」というムーブメントから派生した人や、
合唱をテーマにしたアニメに感化された人、
そんな人達が、
 「自分が好きな曲・アニソン」を
  合唱って形で表現してみたい・歌ってみたい。
  カラオケとは、また違った形で表現してみたい
という活動が盛んになってきてるんです。

すごく簡単に言うと「合唱」カバーバージョン活動って感じです。
歌う人・団の増加に伴って、アニソン等を専門に扱う合唱サークルが年1回集うイベントなんてのも開催されています。

( 古からのっょぃオタクな方ですと、「不気味社」というサークルを思い出す方もいらっしゃるかも知れません。特撮ソングやアニソンを、男性30名余の重厚感あるコーラスアレンジが特徴のサークルで、なんと30年以上CDを出し「続けて」いるという超ベテランです。)

これらが、カラオケ等の楽しみ方と圧倒的に違うのは、
  ・数人~数十人で取り組む活動であること
  ・練習を複数回重ねること
  ・大前提として「人前で披露する」ことを目的とする

といった所でしょうか

■で、MOSAIC.WAVの話は何処に行ったの?

と言うわけで、いよいよ本題です。
愚民の皆様におかれましては、親の声より聴いた曲とも言える
最強○×計画」でも、
https://shubidovers.booth.pm/items/1079533
こんなアレンジ版があります。

また曲の実演も、2018年に行われた
先にリンクした「副次的文化系合唱祭」というアニソン合唱等に特化されたイベントの中で、500人を越える聴衆の前で披露されていてます。
その時の記録がこちらに。(p67~p71がその反響ツイートです)

普通のカバー楽曲と違うのは
 「楽譜を売っている」
 「伴奏CDもある」
って事ですね。
そう、これらを使えば
「自分達が歌う側になることも出来る」んですよ!

■他には、こんな合唱も

これらの活動で採り上げられる楽曲は、
やはりその時々で流行しているアニメの曲なども多いのですが、
  ・平沢進の曲を歌う合唱団「AIKA実験工房」が
    パレード の演奏動画を公開してたり。
  ・谷山浩子の曲を歌う団「合唱団猫の森
なんてのも生まれています。

他にも、列挙していくとキリがないのですが、いろんな作品・声優・アーティストの曲が、次々と「合唱」化されています。

■こっからは妄想・願望垂れ流しモードです。

これらの活動は、前述のように売ってる楽譜を買う…って方法もあるんですが、多くの場合は、
  ・自力で合唱への編曲をする。
  ・それなりにスキルのある作・編曲家に依頼して作って貰う(有償)
という形で入手される事が多いです。

…なにが言いたいかというと、これらの手続きを踏めば、
合法的に
「MOSAIC.WAV曲のアレンジを歌う事が出来る。
 しかも、それを人に聴かせる事が出来る」んです!
 (※ 著作者にちゃんと編曲のお許しを頂く必要があるので、
  その部分は要交渉なんですが…)

そうすることで、

  1. カラオケに収録されていなくても歌える

  2. 今まで、そのコンテンツに馴染みが薄かった人に対しても、
    聴かせられる場がある

  3. 複数人で歌う箇所があっても、再現出来る

  4. ある程度の指導経験のある人に、苦手な部分とか表現が甘い部分を
    直してもらい、より綺麗に聴かせられるようになる

という事が可能になります。

やり方によっては、タイアップ無しの屈指の名曲群を採り上げ

も出来るんです!大丈夫です!
給食の時間に萌えアニソン流す」のと違って、ちゃんとみんな耳を傾けてくれます。

…というか、いつかやってみたいんですよ!!
特にLocal Jesus。ライブ版と同じようにバイオリン伴奏付けて!

問題は「一人だと、そもそも活動が成立しない」という事ですね。
この記事読んで、へーおもしれーんじゃん?とか思ってくれる人が居たら良いなぁ…。


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