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チャーリー・マンガーの投資術 デビッド・クラーク:著

 この本は、「バークシャー・ハザウェイ」の副会長であり、バフェットの右腕以上の存在であった「チャーリー・マンガー」の言葉を集め解説を加えたものです。
残念なことに、マンガーさんはもうお亡くなりになってしまいましたが・・・。
投資術というタイトルになっていますが、実際は投資術だけでなく、人生の格言についても言及している本です。

 マンガーさんの投資手法はバフェットと同じで、ものすごくいい会社に出会ったらその株式を長期に渡って保有する。
そして、いずれ訪れるであろう経済危機のときのために、手持ちの資金を積み上げておくこと。
なぜなら、経済危機が訪れて株式市場が混乱してくれれば、絶好の買い時だとマンガーもバフェットもみているからです。

 そして、マンガーの人生の格言では、「目覚めたときよりも少し賢くなっているように心がけなさい」という一説が心に留まりました。
マンガーもバフェットもすごい読書量だったようですし、この教えを実行したいと思います。
なので、毎日30分から1時間くらい読書をすることに決めました。
読書をするときは必ずメモを取ることにもしました。

 あとは、「将来を心配するのは時間の無駄である」ということですね。
「どうにもならないことを心配してもしょうがない」というのがマンガーの姿勢です。
そう言われればそうかもしれませんね。ホント、心配してどうにかなることでもありませんし。
私は心配性のタチなので、この言葉通り将来をことを心配するのはやめようと思います。

 ただ、マンガーとバフェットは運動嫌いのようですが、それはどうなの・・・と思ってしまいました。
健康に気をつけるのであればある程度の運動は必要だと思いますが。
ただ、二人とも運動もしてなくて食べたいものを食べているのに、健康で長生きしていますね。どういう理由なんだろう? 
やっぱり楽しく生きているからかな。

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