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カール大帝の子孫は現在いるのか

 カール大帝(シャルルマーニュ)の子孫は現在いるのか、を調べてみました。
結果の前にまずカール大帝とは何者かについて説明したいと思います。

「カール大帝」とは、8世紀後半から9世紀前半にかけて西ヨーロッパに生きた人物です。フランク王国の国王だったカール大帝西ヨーロッパの中心地域を統一しました。
また、「教皇レオ3世」から帝冠を授かり、初代神聖ローマ帝国の皇帝になっています。

 この出来事は、西ヨーロッパの政治的統一とキリスト教の保護において重要な意味を持ちました。
そして、外敵の侵入からヨーロッパを守り、ローマ教皇を中心とするキリスト教信仰を守り通します。そればかりではなく、古典文化の復興にも力を注ぎ、「カロリング・ルネサンス」をおこしました。

 カール大帝は、「ヨーロッパの父」とも呼ばれています。
カール大帝の死後、相続争いからフランク王国は3つに分裂し、現在のフランス・ドイツ・イタリアの元となります。

 偉大な業績を残したカール大帝、そんな大帝の子孫はいるのか。
結界、

 現在もいます。
カロリング家は断絶したと聞いたので、いないのかと思っていましたが、いるんだー。

 カール大帝の子孫は、現在もヨーロッパの多くの国々に住んでおり、特に、ドイツ、フランス、イタリアなどの国々にその血統が広がっているそう。
カール大帝の子孫は中世ヨーロッパの多くの王家に広がり、現在のヨーロッパの貴族の中にもその血を引く人がいるそうです。

 例えば、カール大帝の孫であるギーゼラの曾孫がザクセン朝を開いた「ハインリヒ1世」だそうです。
このハインリヒ1世の子孫を現在までずーっと辿っていくと・・・現在のカール大帝の子孫の代表的人物がこの二人。

・カール・フォン・ハプスブルグ(カール・ハプルブルグ=ロートリンゲン)


・ゲオルク・フリードリヒ・フェルディナンド・プリンツ・フォン・プロイセン


 ハプスブルグ家の当主とドイツホーエンツォレルン家の当主にその血脈が引き継がれているんですね・・・。すご。

 というわけで、カール大帝の子孫は現在もちゃんと存在していました。
長い歴史のなか、血脈を残していたんですね。

 以上です。


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