見出し画像

無人島キャンプ体験記!!

最近、キャンプの人気が高くなっているようだ。
これから夏になると行く人もますます増えるに違いない。

多くの人たちは、山や湖や川に行ってキャンプをしているが、
もっと人の少ないところでキャンプしたいと思う人もいると思う。

といっても、必ずしも山奥に行く必要はない。
山奥じゃなくても、人の少ないところでキャンプすることはできる・・・ それは無人島!

昔の話になるけど、「平凡パンチ」という若い男性向けの週刊誌があった。

その「平凡パンチ」で無人島キャンプを取り上げたことがある。
私が大学3年のときだった。

それを読んで、私は、大学を卒業する記念にやろうと思った。
それを仲の良い友人に話し、5人でやることになった。

だが、無人島キャンプの解説書はないから、全部自分で考えて準備しなければならない。
今のようにインターネットなんかない時代なので、全て手探りです。

行くのは翌年(昭和40年)大学4年の夏として、
それまでに1年かけて準備することにした。

そして、次のような条件の島を探しました。

a)人が住んでいないこと。

b)絶海の孤島でもだめ。
行く方法がないし、帰れなくなったら大変。

c)行く手段は釣り船をチャーターする。
しかし、無人島に船着き場はない。
断崖しかないような島は対象外。砂浜が必要です。

着岸するまえに船から飛び降りて、荷物を担いでいけるような砂浜がほしい。

d)緊急時には逃げ帰れる距離にあって、場合によってはゴムボートで脱出できること。例えば病気とか怪我の可能性もある。

e)連絡をとれる手段として狼煙(発煙筒)を考えた。
万一の時には狼煙をあげて発見してもらえるようにしたい。

こういう条件で、色々探しました。


ここから先は

5,385字 / 11画像

¥ 150

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?