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KAANEプロジェクト就寝用布ナプショーツができるまで⑤

ニーズじゃなくてウォンツ

ピアグループメンバーを探すことで偶然にも見つけることができたのは、ニーズではなくウォンツだったのです。
最近、マーケティングの基本を改めて学ぶのに本を読んでいるのですが、そこで潜在的なニーズのことをウォンツと呼ぶと書かれていました。
まさに!私が出会ったのはウォンツでした。

その出会いにより、ターゲット設定を改めて見直して、潜在的にニーズを持っている層への関心が高まりました。
それと同時に、彼女たちにどうやって布ナプキンのよさを伝えたらよいか、と初心に帰ることもできたんです。

加えて既存ユーザーたちがそれぞれのメリットを教えてくれていたことで、改めて気づかされる点も多々あった私はそもそもなぜこのプロジェクトを始めるのか、という大義名分を自分自身に問い出すようになりました。

ブランド名が決まる!

ブランド名はKAANE(カーネ)とすることにしました。
由来は、Reincarnation(リインカーネーション)。
日本語で輪廻転生と訳されます。

生理が巡りだということをいつから意識することになったんだろう?

私自身、これまで生理とは疎ましく、苦痛で、できるだけ見ないふりをして乗り切るものとして捉えていました。
だけど、歳を重ねるにあたって身近な人の病気を間近にしたり、妊娠や出産をしたり、いろいろなことを体験する中で少しずつ考えが変わってきました。
というか変えていかないと生き辛くなってきた、という方がフィットする気がします。

生理とは、目に見える状況だけ言えば、おまたから血が出てくることかもしれません。
でも、その血は体が作り出したもの。
用途がしっかりとあって、使われて、使い終わったから排出されたものですよね。
つまりは体の巡りの結果なんだと。

そして、生理とは、そもそも次の世代を残すための体のシステムでもあります。
私たちは次世代を残すために常に準備を重ねているのです。

自らの体の巡りと次世代への継承。
このことってものすごく尊いことではないでしょうか?
そして、なによりも言いたいのがこれらのことが特別でもなんでもなく、当たり前のただの日常だってことがまた尊いのだということです。

自らへの素晴らしさに気づき、それを次世代に伝えていきたい、そんな想いからKAANEという名前に決まりました。
ということで今回からブログタイトル変更です!

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