見出し画像

心からいまの暮らしに満足するために必要なこと。

心から今の暮らしに満足するために必要なこと。
今日はそんなことをテーマに書いてみようと思う。

今暮らしている場所・仕事・日頃付き合う人……。

今、自分自身を取り巻いている現状について、世の中の人はどれくらいのパーセンテージで納得して生きているのだろう。

きっと色々なところに不満の種は落ちていて、必死で目を逸らそうとするけれど、ぼくはどうしてもそれらのことが気になってしまう。それはぼくがそういうタイプだからなのだろう。

人はそれぞれにこだわりがあって、そのこだわりが満たされていないと、不満に感じる生き物なのだ。

【こだわりの強い人と、包容力のある人】

人をこだわりというバロメーターで測ると、非常に興味深い。こだわりが「ない」というとマイナスのイメージがつくので、それらの人をここでは包容力のある人と表現する。

・こだわりのある人のイメージ

自身の信念を貫き、夢をもつ力がある。言葉にしてじぶんの想いを伝えるから、同じ価値観を共有できる人との絆が強い。自身の現状に納得するまで時間がかけて、大きなことを成し遂げる力をもっている。

・包容力のある人のイメージ

多様な人や価値観を受け入れ、常識に囚われることなく他者を許すことができる。人を傷つける可能性があれば自己主張を控える忍耐力があって、また他者の主張に対する傾聴力を持ち合わせる。現状に納得する力をもって、自身の置かれた環境の中で最大限の能力を発揮できる。

多くの場合、こだわりが強いのは若者で、歳を重ねるごとに自己と他者、または現実と理想のギャップを受け入れるようになる。だけど老若男女、どちらの側面も持ち合わせているものだ。

どちらか片方ということは絶対になくて、その塩梅によってその人特有の性格が見出される。はじめに「バロメーター」という単語を使ったのは、そのことを踏まえて話したかったからだ。

【何にこだわるかということ】

今回のテーマは、「心から今の暮らしに満足するために必要なこと」だ。それを探り当てられれば、言葉通りより満足感のある暮らしが待っている。

しかしそれは、人によって違う。そのことを確認するために前段落で「こだわり」について話して、こだわりと包容力の塩梅でその人特有の性格が見出されるとの結論を導いた。

正直こだわりの多い人の方が満足感のある暮らしを叶えることは難しいけれど、逆に豊かな生きがいを秘めているとも言える。

この段落ではさらに、何にこだわるかということについて深堀りする。

たとえばカメラが好きならば、好みのメーカーの一眼レフを買って、レンズを買い揃えることに満足感を覚える。けれども興味のない人にとっては、スマホのカメラ機能で十分だ。

たとえば車が好きならば、憧れの車種を選んでみたり、車内を自分好みの仕様に変えてみることで満足感を覚える(のだろうか……)。けれども興味のない人にとっては、走られれば軽でも中古でも構わない。

カメラにしろ車にしろ、どちらもそれなりのお金がかかる。だからこそ、自分がこだわりたいポイントにお金をかけることが大事になる。それはお金だけではなくて、時間や労力などのあらゆるパワーにおいていえること。

たとえば休日の山登りが生きがいの趣味人間が、残業・休日出勤ばかりの会社で働いている場合。これもライフワークバランスの観点で時間の注ぎ方に問題がある。

家・服・スマホ・PC・食事・旅・趣味・仕事……。

今自分を取り囲む要素を改めて見直してみれば、不必要にパワーを注いでいるものがあるかもしれない。それは本当に自分が大切にしたいものを自覚することで、取捨選択できるようになるはずだ。

【自分だけのこだわりのある暮らしをつくる】

「心から今の暮らしに満足するために必要なこと」の答え。

それは数多くあるけれども、そのうちの一つとして、自分自身のこだわりに気づくこと。そしてそれを埋めてあげることにあるというのが、今回の記事で伝えたかったことである。

そして今回こだわりの対義語として使った「包容力」について、こだわらなくても問題のないことというのもまた重要だった。そのパワーを本来こだわるべき場所に注ぐことで、満足感はやってくる。

大切にしたいものを見失わぬように、自分自身の心と素直に対話する時間を生活のなかにつくっていきたいものだ。

さて、あなたは何にこだわって生きたいですか?と、自分自身にも問いかけてみました。


よろしければ、サポートお願いいたします🤲 いただいたお金はより良い記事の執筆のため、大切に使わせていただきます。