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芸人さんの歯列矯正に勇気をもらい

しれっと歯列矯正2ヶ月である。
7月からマウスピースでの歯列矯正を始めた。年々前歯が一本傾いてきて細い麺類が噛み切れなくなってきたからだ。これから老いていくにあたりこれより傾きが酷くなったら審美的にも良くない。テレビで千鳥ノブさんやかまいたち濱家さんやさらば青春の光森田さんなど年齢の近い芸人さんが歯列矯正している姿も背中を押してくれた。だよね、私たちの世代でも遅いなんてことはないよね。少し前だけどおぎやはぎ矢作さんも矯正でみちがえるほどきれいになった人のひとりだ。関係ないけど私は矢作さんはゆくゆくはタモリになる男だと思っている。矢作さんのように年齢を重ねるのだ。
予期せず肉体改造に向かっている43歳の夏だが、「さてはこの先まだ長いな?」と思ったんだからしょうがない。細い麺はまだまだ食べたい。

話だけ聞いてみようと歯科数件に無料相談に行くと、幸いにも2件目が健康な歯を抜歯することなく整えられる所で費用も予算内、質問への回答も分かりやすく、全体的に待ち時間を作らないナイスオペレーションだったので、そこにお願いすることにした。over the sunリスナー的にはこれが「エグゼキューション」か!というところ。

やっているのはインビザラインと呼ばれる方法で、アライナーというマウスピースを1日20時間以上・4〜5日※に1枚のサイクルで装着し、私の場合55枚で終わる。いまは11枚目だ。(※PBM Healing使用のため一般的なサイクルより短い)
目的は上の前歯一本だが、スペースを作るのに奥歯から動かすし噛み合わせも調整するので、上下ともマウスピースを装着し全歯を動かす。実は下の歯は期間の前半で整い切ってしまうが、上の歯が終わる最後までマウスピースの装着は続く。

以下、所感。

  • 笑ったときに左右口角内側ゴム掛けのゴム以外がチラッと見える以外見た目はほとんど分からない。

  • マウスピースを固定するために歯の表面数ヶ所に米粒みたいなアタッチメントがついているが、よっぽど接近しない限りそこまで目立たない。

  • マウスピース交換したては多少違和感があるが、痛みはない。交換直後にPBMヒーリングで歯茎を温め、寝て起きたら違和感も無くなっているという感じ。

  • 全然眠れる。

  • 食事前後の「マウスピースとゴムを外す ー 食べる ー フロス ー 歯磨き ー マウスピース装着 ー チューイーを3分間程噛む ー ゴムかけ」の一連の手間がなかなか面倒なので間食をしなくなる。

  • ただ、ゴムかけ用のボタンは結構突き出ており口内壁に当たるので、これだけは早めに撤去されてほしい。

  • 食いしばったりしてゴムが外れると口中でセルフゴムパッチンになりイラっとする。ちっ。

  • 咀嚼がしにくい。隙間のせいなのか、アタッチメント分の出っぱりが邪魔なのか。

  • 普通に喋れるが、英語のthみたいな発音は下手になる。(歯の間を空気が抜けないので)

アライナー1枚で0.25mm、4枚で1mmほど歯が動く。
初回は1ヶ月後に様子を見せに行き、以降は2〜3ヶ月に1回程度の通院。次回分までのアライナー十数枚をどさっと渡され「これを全部使うとここまで動く」という3Dシミュレーションを見せてもらえる。治療計画の段階でも見たけど、大陸移動なみに歯が動いていくので感動しますよ。
来年の初夏には終わる予定。楽しみにして頑張るぞ。

うなずき担当 赤べこくん


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