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【毎週更新】季節のぬか漬けレシピ【現時点】49種の旬食材

季節野菜のぬか漬けレシピをまとめています。


✔ どんな野菜がぬか漬けに向いているの?
✔ 気になるあの野菜の漬け方がわからない!
✔ ぬかに漬けこむ何か面白いネタないかな?


こんな疑問にお応えします。

ぬか漬けを始めたあなたへ、野菜の漬け方や味の変化を種類別にまとめました。うまくいったことばかりではなくて、失敗した事例もそのまま載せています。

・・・
つぼい家でぬか漬け始めたのが2019年8月終わりくらいです。いろんな野菜を試してきました。うまくいくこともあれば失敗もあります。

「毎週木曜日」はぬか漬けの日として、基本的な漬け方~ちょっと面白い食べ方などを継続的に更新していきます。

※ぬか漬けの基本サイクル
保管場所:冷蔵庫
漬け時間:3日間(4日目に取り出す)

・・・

では野菜を漬けていきましょう!

定番の野菜 7選【ここから始まるぬか漬け生活】


◆きゅうり

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【漬け方手順】

1、へたをとり、塩で揉んで5分ほど置きます。
2、そのままぬか床に漬込みます、冷蔵庫保管で3日漬けます。

【体験ポイント】

まずは王道の逸品。きゅうりのぬか漬け!おすすめです。スーパーでよくある、曲がったり、へんな形のアウトレット的なきゅうりでもOK。安価でたのしめます。

きゅうりのぬか漬けはド定番ですね。何回漬けても飽きることなく、おいしく食べられるところがホントに凄い。きゅうりから始めまり、そして、ぬか漬けに行き詰まったら、きゅうりへ立ち戻る…素晴らしい存在感です。

・・追記・・
野菜をぬか床にながーく漬けて楽しむ「古漬け」をご存知ですか?1か月くらい漬けてると色が抜けて、腐ったのかと思うような見た目に…:)

でも大丈夫。

野菜の熟成はすすんでいます。酸味が効いてておいしいですよ。


◆長なす

【漬け方手順】

1、なすのヘタは取りません。ヘタの部分だけつながった状態にするように、茄子を縦半分に大きく切り込みをいれます。
2、良く洗い、そのままなすの表面に塩をします。強くすり込まずに やさしく満遍なくすり込んでいきます。(少し擦り傷がつく程度)
3、なすの紫色の汁が手につくようになればOK。切り込みを入れたところを開いて、ぬかを挟み込むように詰めておきます。
4、ぬか床に埋め込んで、冷蔵庫で3日間漬け込みます。

【体験ポイント】

つけあがった茄子を切るとは色が変わっていました。初めてだったので調べたら、普通は変色するそうです。(スーパーの茄子のお漬物なんかは色を鮮やかに保つ魔法がかかっているんですね笑。)


大根

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【漬け方手順】

1、皮をむき、縦半分にカットします。
2、塩で揉み、30分程度漬けしておきます。
3、塩を洗い、水気をふきとります。
4、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

大根はぬか漬けにすると酸味が強く感じられます。
酸っぱい漬物が好きな方には良いですね。

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個人的には、
酸味が際立ちすぎるので、食べる時に薬味を添えています。
葉山葵や刻みわさびを少しつけると、味がまとまっておいしいですよ。


人参

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【漬け方手順】

1、皮をむき、縦半分にカットします。
2、塩で揉み、10分程度漬けしておきます。
3、塩を洗い、水気をふきとります。
4、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

人参はぬかに漬けた後もあまりしならずに、綺麗な色と、気持ちのいい食感がキープできます。小口に一口大に切ってもいいですし、または野菜スティックにしても楽しめます。


セロリ

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【漬け方手順】

1、すじをとっておきます。ピーラーでOKです。
2、塩で揉んで5分くらい置きます。
3、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

特に失敗もなく、簡単においしく食べられました^^!セロリのみずみずしさとが感じられていいですよ。食感も残っていて◯。

長さをぴったりと揃える事で、
凛として美しい盛付になります

一方で、切り揃える分端材が出やすい⚠️

今回、糠漬セルリーの端材は小さめのダイスにカットしてタルタルソースになりました。

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ぬか床で旨味の増した野菜は1つで2度楽しい😄


アボカド

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【漬け方手順】

1、皮はつけたまま、4等分にし、種を取ります。
2、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

もともと脂が強いせいか、長く漬けても塩味はきつく感じません。ほんのりぬかの風味がついていて、とてもおいしくいただけます。

3日漬けると色が変わってきます。見た目が気になる方は2日漬けでもいいくらいです。綺麗なアボカドグリーンのままを楽しむことができます。


ここからは、季節毎に旬の野菜をぬか漬けにする方法と、味の感想についてです。失敗談も含めて書いています。合わせてご覧下さい!


春の野菜 6選【瑞々しい新芽を味わおう】

◆たけのこ

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【漬け方手順】

炊いてあく抜きした状態からスタートです。
1、水煮した筍を4等分に櫛切りにします。
2、水気が多いので、キッチンペーパーにくるんでしばらく置きます。
3、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

上手くできました、えぐみはありません。2日だと中まで味が入らないので3日以上がいいですね。水煮たけのこでも同じくできます。


◆スナップエンドウ

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【漬け方手順】

1、筋を取って、30秒ボイルします。
2、冷水に落として、良く冷やします。
3、水気を切って、ぬか床へ埋め冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

取り出してみると色が褪せてました。
これは少し残念…

気を取り直し、たべてみると味は良く入ってます。
エンドウのさやが硬めなのでポリポリいけて、おつまみにも⭕️

個人的には、すごく美味しいではないけどまあありかなっていう程度感じ。
上の子は気に入った様子でした。


◆東京うど

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【漬け方手順】

1、4㎝幅の筒切りにし、皮は厚めにむきます。(穂先や皮の部分は別の料理に使えます。)
2、うすい酢水に10分程度つけます。(変色防止)
3、水気を切ってぬか床に埋めて、ぬか床へ埋め冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

えぐみはありません。サクサクとした食感はそのままに、ぬか漬けの風味をまとった、ちょっと変わったウドが楽しめます。以外にも子ども達に人気でした。

春野菜の中で一番おすすめです!


◆アスパラ

【漬け方手順】

1、ピーラーで皮をむきます。根の方から真ん中くらいまでで大丈夫です。
2、塩でもんで5分くらい置き、そのままぬか床につけ込みます。
3、冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

つぼい家では初め丸3日漬けましたが、漬け過ぎかなと思います。丸1日くらいでちょうどいいのかも。食べた感想ですが、茎の部分はぬかの味とマッチしていて、歯ごたえもありとても美味しく食べられました。

逆に穂先の部分は触感がとても気持ちが悪く、2回目からは漬けてません。穂先は炒め物やさっとボイルしてサラダなどに回した方がおいしく食べられますね。参考にしてください。


◆ルッコラ

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【漬け方手順】

1、サッと水洗いし、水気をふき取ります。
2、そのままぬか床につけ込みます。
3、冷蔵庫で2日間漬けます。

【体験ポイント】

ルッコラのぬか漬けは、ぬか床から取り出して水洗い→絞ってみると、「これだけ?」…てくらいかさが無くなります。

一方で、ルッコラ特有の心地よい苦味は健在!ご飯のお供がいいですね。ほどよい塩気とともに、おいしく食べられます。(個人的にルッコラのこの苦味が大好きです。)

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この時は、ぬか漬けしたルッコラを細巻きにしました。「塩気と苦み」が酢飯の甘さによく合います!胡瓜のぬか漬けと一緒に。醤油なしで食べられます。


◆そら豆

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【漬け方手順】

1、そら豆は殻から向いて、ボイルし冷まします。(下処理の詳細はこちら YouTubeで30秒ほどの動画です)
2、水気をよく切ってぬか床へ埋めます。
3、冷蔵庫保管で3日間漬けす。

【体験ポイント】

ぬか漬けの味がしっかり入ってます。塩味が効いてて、ご飯のお供でもいいし、お酒もよく進みます。

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豆の甘味という面で言うと、シンプルな塩茹でのがいいですね。

とはいえ、季節物で面白いので、そら豆を食べる時は、数粒をぬか床へ隠して見てくださいw。つまみっぽさのが強いぬか漬けネタです。


夏の野菜 11選【体の中からクールダウン】


◆みょうが

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【漬け方手順】

1、よく水洗いして、大きいものは縦半分にカットします。
2、塩で5-10分漬けて、そのままぬか床に埋め込みます。
3、冷蔵庫保管で3日漬けます。
 ※お好みで ~1週間漬けてもいいそうです。

【体験ポイント】

始めて漬けた時、失敗しています。櫛に切って漬けたみょうがをそのまま食べたら、えぐみが強くてまずかったです。

もとも薬味なので、ぬか漬けにしたからと言ってそのまま食べるものでもないかもしれませんが…みょうがについては使い方を考える必要があります。

!!ーーリベンジーー!!

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漬け時間:5日間にしてみました。

食べ方:くし切りではなく、千切りのようにスライス

千切りにしてみるととえぐみがなく食べられました。漬け時間ではなくて、切り方・食べ方に問題があったみたいです。

ぬか漬けだからと単品で食べるのではなく、千切りにしたぬか漬けみょうがをほかの野菜とあえて食べたり、サラダのアクセントにしたりといった使い方いいですね。


◆オクラ

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【漬け方手順】

1、良く洗ます、オクラの表面に細かいひげがあるので気になる方はスポンジなどでこすって取り除きます。
2、塩で揉んで5分ほど置きます。
3、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で3日漬けます。

【体験ポイント】

漬け時間については3日以上必要です。1日で出してきて食べると、ほぼ生の状態ですので、しっかり漬けるとおいしくいただけます!

生だとしゃきしゃきした食感がたのしめます。生が苦手なかたは、1分ほどボイルしてから漬けても大丈夫です。


◆ズッキーニ

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【漬け方手順】

1、水洗いして、塩で揉みます。そのまま、30分~しばらく塩漬けしておきます。
2、塩を洗い、水気をふきとります。
3、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で丸5日漬けます。

【体験ポイント】

今回ズッキーニはカットしないまま、漬けました。皮が硬いので、味が入り辛いと思い5日間。

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結果、中までしっかり味が入っていて、かつコリコリしたズッキーニの食感が味わえます。青臭さもいい感じに消えてくれます。とてもおいしく食べられました。

実際は4日漬けでもいいかもしれいません。

余談ですが、丸のまま漬けたズッキーニを輪切りにしたところ、切り口に「葵の紋」が。種の形が、水戸黄門でよく見るアレにそっくりw。何となく神々しいぬか漬け体験でした^^。


◆ゴーヤ

【漬け方手順】

1、ゴーヤを半分に割って、種を取り除きます。
2、塩でもんで5分くらい置きます。
3、水で塩を洗い流し、水気をふき取ってぬか床につけ込みます。
4、冷蔵庫保管で丸3日漬けます。

【体験ポイント】

苦みの中にも、ぬかの風味がはいっていて、おいしくいただけました。

注意としては、ゴーヤの苦みをどこまで残すかで好みが分かれるかとおもいます。手順1の種を取るときに、ゴーヤの内側についている白い部分をのこすほど苦くなります。


◆谷中生姜

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【漬け方手順】

1、外面をよく水洗いします。まだ汚れてる部分は包丁で綺麗に取ります。
2、塩もみして少しおきます。
3、水で塩を洗い流し、水気をふき取ってぬか床につけ込みます。
4、冷蔵庫保管で丸4日漬けます。

【体験ポイント】

味見がてらそのままかじったら、辛い辛い!食卓に並べる際にはスライスしました。

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味はというと、生姜そのものの味が強いですね。しっかり浸かっているので、漬物にはなっていて、最後の方に少しぬかの香りが来るかなって言う感じ。酢漬けとはまた違った味で生姜好きにはたまりません。

新生姜をつけた時に見られる、うっすらとしたピンク色が綺麗に映えます。

ちなみに、このピンク色はアントシアンというポリフェノールの反応。新生姜の時期にだけ含まれる要素で、目に良い効果があるとか。


◆さやいんげん

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【漬け方手順】

1、水で洗い、3-5分程度下茹でします。
2、氷水で冷やしてから水気をとり、ぬか床につけ込みます。
3、冷蔵庫保管で丸2日漬けます。

【体験ポイント】

塩味はいいかんじですね。味についてはやっぱり胡麻が合うのかな。そのままよりも味に重さがでて、こっちの方が好きです。

いんげんは柔らかくなるくらいまでしっかり茹でます。

理由は、白いんげん類の毒。即効性なので、早いと10分後~食中毒症状がでるそうです。毒成分のレクチンは、加熱することで失活します。つまり、十分に加熱することが必要です。


◆らっきょう

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【漬け方手順】

1、頭と根っこの部分を切り落とし、外皮を剥きます。
2、水洗いしてから、水気をきってぬか床に埋めます。
3、冷蔵庫保管で丸3-5日漬けます。

【体験ポイント】

薄く層になっているらっきょう独特の「しゃきしゃき感」はそのままで、ネギに似た辛味と、いい感じの甘さがあります。おつまみネタですね。

丸三日漬けてみたところ、まだまだ生のらっきょう感が強かったです。もう少し漬けてもいいかなっていう状態だったので、五日で漬けなおしました。それ以上漬けてもいいかもです。

切らずにまるまる漬けるなら2週間くらいの目安です。

・・追記・・
2週間漬けるとほんのりぬかの香りが付きますが、他の野菜のぬか漬けと比べるとまだまだ...このまま1か月漬けてみます。


◆とうもろこし

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【漬け方手順】

1、とうもろこしを茹でます。おすすめは7分。
2、気あげして、水気をきりつつ冷まします。
3、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で丸3-5日漬けます。

【体験ポイント】

これ、味の想像つきますかね??

実際食べてみて、驚きです!「甘い!」とうもろこしの甘さがぬか床の塩気に勝ってて、面白いです。一瞬、ぬか床の塩分量が少ないのかと疑うほどでした。(横で漬けたきゅうり君はしっかり漬かってました)

ちなみに、アイデアは小学2年の長男から頂きました。ナイス!


◆実山椒

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【漬け方手順】

1、山椒の実は下処理しておきます。
 ・熱湯で1分ボイル
 ・水に放って1時間放置
 ・ヘタを取る
水につけて、あく抜きです。まずボイルすることで鮮度落ちを止めることができます。細かいヘタを取るのは最後でOKです。

2、下処理した実山椒をぬか床に混ぜ込みます。

【体験ポイント】

※食べるわけではないので注意です。

ぬか床へ山椒の実を入れる効果はこの2つ
・防腐性
・香りと辛さ付加

入れた山椒は取り出さなくてもOKで、半年〜1年効果があるようです。ぬか床のお手入れ的な位置付けですね。

山椒の実は年に1度、初夏だけ出回る季節ものです。もし手に入ったらお試しくださいね。


◆冬瓜

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【漬け方手順】

1、皮を厚めに剥き、種をとる
2、食べやすい大きさに切る
3、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で丸3日漬けます。

【体験ポイント】

まず、味は…微妙です。

▲皮目が口に残る
→厚めに向いた方がいい

▲瑞々しさとぬかの味が一緒になってない。
そこに歯応えが来て3つの不協和音…

冬瓜を下茹でするべきだったかもしれません。同じ瓜でも、胡瓜やズッキーニとはえらい違いでした。明らかな失敗でしたが、これはこれで参考までに。


◆茹で枝豆

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【漬け方手順】

1,生の枝豆は塩で揉んで茹でます。
2,上がった枝豆が冷めたら、皮ごとぬか床へ埋めます。
3,冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

食べてみると、強すぎない塩味と、ぬかの香り。枝豆の殻がいい感じにフィルターしてくれていて旨い!

生の枝豆を茹でた時には、数房をぬか漬け用に分けてチャレンジください。自然な味変が楽しめます^^


秋の野菜 8選【旨味の強さが魅力】


◆かぶ

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【漬け方手順】

1、かぶは根と葉の部分と両方使います。葉は洗っておき、根は厚めに皮をむきます。
2、根の部分は塩でもんで5分くらい置きます。
3、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で3日漬けます。

【体験ポイント】

みずみずしくて、食感もよく、かなりおすすめの逸品です。

大きいものは半分または4等分にし、小さいものは丸のまま漬けてOKです。よく洗ってあげれば、皮ごとつけるのもいいですね。葉の部分は少し苦めのまた違った味が楽しめます。

ちなみに蕪の旬は秋と春と2回あります。秋もののほうが甘みがあるとされていて、ぬか漬けにするとさらに旨くなる!そんな気がします。


◆二十日大根/ラディッシュ

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【漬け方手順】

1、良く水洗いして、水気をふきとります。
2、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で2-3日漬けます。

【体験ポイント】

大根とはまた違う、ラディッシュの風味が残ってて旨くできたと思います。ご飯のお供にぴったりです。サラダのアクセントにもいいかもしれません。

塩で漬ける工程はなしにしましたが、問題なしです。3日漬けるとラディッシュの赤色がぬか床に移るので、気になる方は1-2日で、期間短めに漬けるのもいいと思います。


◆さつまいも

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【漬け方手順】

1、さつまいもは良く洗い、蒸かす。
2、粗熱がとれたらぬか床に床に埋める。
3、冷蔵庫保管で2-3日漬けます。

【体験ポイント】

少し驚きだったにのは、ぬか床の塩気より、さつまいもの甘さが勝ってる事。皮〜外側にうっすらぬかの味、そして中はさつまいも味。ちょうどいい塩梅といった感じに仕上がります。

⭕️おかず、おやつ
▲つまみ、ご飯のお供

ちなみに、さつまいもを蒸す時は炊飯器もありです。
・洗った芋
・水1カップ
・炊飯ボタン
~50分くらいですかね。ふっかふかに仕上がります。(参考:YouTube動画)

蒸し器持ってない場合、または、蒸し器を出してしまうのが億劫な時おすすめです😉


◆ハラペーニョ

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【漬け方手順】

1、ハラペーニョは洗って水気をきる。
2、そのままぬか床に埋める
3、冷蔵庫保管で3日間漬ける。

【体験ポイント】

ハラペーニョは「種あり」のままでつけました。食べる前に種を取ります。種ありだと辛さがいいですね🔥!そして、ピリッと辛味がきた後の「独特の青臭さ」と「塩気」。

辛い物が好きだ!って言う場合、種ごと食べると期待通りの味が楽しめます^^ビールに合うぬか漬けレシピです。

ちなみに、ハラペーニョって辛い🌶🌶🌶イメージがありますが、種をとってしまうと、辛さが抑えられます。辛さを抑えたい場合は、種を取ってから漬ければOKです。


松茸

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【漬け方手順】

1,松茸は濡れたキッチンペーパーで土やゴミを拭き取る。
2,切り分けてぬか床へ埋める。
3,冷蔵庫で4日間漬ける。

【体験ポイント】

松茸の香りはぬか床にも負けませんでしたよ。最強です。食べ方に困りとりあえず焼きました。塩気もバッチリ!贅沢を噛み締めました。


えのき

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【漬け方手順】

1,石附を小さめに切り落とす
2,10-15gのサイズで分けて、ぬか床へ埋める。
3,冷蔵庫で4日間漬ける。

【体験ポイント】

バラバラと崩れてしまうので、埋める時も、取り出すときも丁寧に取り扱うよう注意が必要です。

取り出したえのきはブラックペッパーを少々まぶし、フライパンで素焼きにしました。えのきの食感と、塩味、ぬかの風味が良い感じです。キノコ特有の臭みもなく美味しくいただけました。


◆舞茸

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【漬け方手順】

1,石附を小さめに切り落とす。
2,15g程度の大きさに分け、ぬか床へ埋める。
3,冷蔵庫で4日間漬ける。

【体験ポイント】

思ったほど崩れる事はありませんでしが、それでも優しく扱う必要があります。

漬けた舞茸はフライパンで素焼きにしました。

はい、いい感じにぬか漬けです。舞茸の香りとも喧嘩することなく美味しくなりましたよ。


◆椎茸

【漬け方手順】

1,石附を小さめに切り落とす。
2,そのままぬか床へ埋める。
3,冷蔵庫で4日間漬ける。

【体験ポイント】

秋のきのこシリーズ、最後は椎茸です。

ぬか床から取り出した後、ぬかを洗い流して、フライパンで素焼きにしました。

ぬか漬けにしても椎茸の香りは衰えません。むしろ強くなってるかも?^ ^旨味もたっぷりで美味しくいただけました。


冬の野菜 6選【栄養価が豊富、風邪予防にも】


◆長いも

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【漬け方手順】

1、長いもは長さ4㎝くらいの大きさにカットして、皮をむきます。水で表面を洗い、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
2、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で丸2日漬けます。

【体験ポイント】

とってもおいしいです。長いものシャキシャキした食感がを残しつつ、ほどよい塩気とぬかの風味。

ごはんのお供、副菜、おつまみなど家で食べるどんな献立にもお役に立てる、超おすすめの逸品です!!

ちなみに長いもの収穫は春と秋の2回。

「秋掘り」の長いもは、みずみずしく、新じゃががそうであるのと同じで皮も薄く、ひげ根を火で軽くあぶれば皮ごと食べられるもので12月~1月に旬となります。

一方で「春掘り」のナガイモは旨味も成分も凝縮され熟成されたおいしさがあり、6月頃に旬を迎えます。


◆大和芋

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【漬け方手順】

1、大和芋は長さ4㎝くらいの大きさにカットして、皮をむきます。水で表面を洗い、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
2、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で丸3日漬けます。

【体験ポイント】

先ほどおすすめした長いもと対でまとめておきたいのが大和芋です。3日漬けたら、よく浸かっていました。長芋よりも、ねっとりした食感にぬか漬けの味がプラスされていて、ご飯が進むネタですね。

「長芋」と「大和芋」は同じ山芋の仲間ですが、食べる時は別物として考えます。

・長芋…細長くてシャキシャキのやつ
・大和芋…丸っこくて粘気が強いやつ

区別はこんな感じです。どちらがお好きですか?^^

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◆りんご

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【漬け方手順】

1、りんごは皮剥いて、適当な大きさにカットします。
2、一応塩水であらい、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
2、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で丸3日漬けます。

【体験ポイント】

リンゴはチャレンジでした^^。恐る恐る…食べたその味は、りんごの甘さそのままに、いや、少し甘くなってるのかな。そして塩気が足されて上手くまとまっています。驚きの一品!

私はぬかに漬け込む段階でバキッと折ってしまいました。皮を剥いたりんごは、根菜と違って折れやすいので取り扱い注意です。


◆小松菜

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【漬け方手順】

1,よく水洗いした後で、水気をふき取ります。
2,茎と葉に切り分けます。
3,そのままぬか床に埋めて冷蔵庫で丸2日漬けます
※今回は茎の部分だけ漬けました。

【体験ポイント】

しゃきしゃきとした、野沢菜漬けに近い味です。小松菜独特の苦味がやや中和されているそんな仕上がりで、おいしく食べられます。

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こんな感じで端を切り揃えて盛り付けると綺麗に見えますね。

📝半端な部分はどうするの?
→もちろん食べます。大体は、盛り付けの時に土台にして隠します。刻んでご飯にかけても⭕️


◆かぼちゃ・南京

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【漬け方手順】

1,長さ3-4㎝、幅5㎜にスライス
2,塩でもんで10分置く
3,そのままぬか床に埋めて冷蔵庫で丸3日漬けます

【体験ポイント】

生でいけるかなと思ってかじってみましたが、やっぱり硬い!食べるなら火を通した方がいいですねw

作戦変更という事で、フライパンで素焼きにしました。ほくほくしてて、いい感じの塩気と香り。カボチャの甘味。

今回はこっちが正解です^^◯ご飯のお供というよりは、おつまみですね。

オーブントースターでも簡単に仕上げられます。


◆ごぼう

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【漬け方手順】

1,適当な大きさにカット(写真は7㎝くらい)
2,水から入れて沸いたら3分。下茹でして、冷まします。
3,水気を切りぬか床に埋めて冷蔵庫で3日間漬けます。

【体験ポイント】

ちゃんと浸かったのは浸かったものの、ごぼうのぬか漬けは、もしかしたら苦手な方もいるかもです。。何というか…ごぼうはごぼうで、ぬかの味はぬかの味。別々に感じます🤔

リサーチが必要でした。いい方法がみつかればリベンジします。


動物性食材 7選【野菜に飽きたら肉・魚に挑戦】


◆鶏もも肉

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【漬け方手順】

1,もも肉は一口大にカットし、ぬか床と和える
2,冷蔵庫で丸一日漬ける
3,ぬかを洗い、水気を切る
4,小麦粉、片栗粉で揚げる

【体験ポイント】

油で揚げてる間は、部屋中ずっとぬか漬けの香りが漂っています😂⚠️

それにしても、鶏モモのジューシーさは鉄板。ほんのり糠の香りと塩気が付加されています。そのままでも、楽しめる浸かり具合でした。薬味醤油と合わせて油淋鶏風もよく合います。

改善点は、漬け時間かな・・・2日漬けた方がちょい塩気がでていい気がします。

こめ油で揚げています。

関連記事:【家庭向け】米油の使い方を考察【トランス脂肪酸に気を付けつつ生活する方法】


◆たこ足

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【漬け方手順】

1,たこ足は柔らかくするために下茹で
2,冷めたら水気をよく切る
3,ぬか床に埋める
4,冷蔵庫で3日間漬ける

【体験ポイント】

いい塩梅のおつまみタコに仕上がりました。かなりおすすめのぬか漬け食材です。

タコの水気が少し抜けて、ふにゃふにゃしないので、包丁で切りやすく。かと言って硬いわけでなくて、食べやすい⭕️かなりイケます!

タコわさ、たこキムチ、タコぬか漬け...こんな並びにいるイメージです。

ガッチリ茹でてあるので大丈夫だろうと思いつつも、ぬか床が悪くなるんじゃないかってビビっていて、タコは5cm程の切れ端を漬けただけ。

やーもっとつけとけば良かった!って後悔するくらい…良いつまみに仕上がります。酒呑み向けです。


◆にしん

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【漬け方手順】

1,ニシンを3枚に下ろす
2,キッチンペーパーで水気をよく切る
3,切り身全体を糠で包む
4,冷蔵庫で3日~一週間、漬け込む
5,とりだして、ぬかを洗い焼く

【体験ポイント】

よく浸かっていました。多分塩気も強いんですがニシンの脂が多いためか、
割とまろやかな口触りです。ご飯のお供にぴったりなぬか漬けネタ。

今回は3日間つけたんですが、焼いた後はぬかっぽさが弱まります。もう少し長めにつけても良かっのかもと言う感じです。

ニシンは主に北海道で獲れる魚ですね。

ニシンは丸ごと、はらわたを取り、ぬかをおなか部分にぎゅうぎゅうに詰めて(笑)、そしてニシン全体にもぬか!ぬか!ぬか!食べる時はぬかを洗い流してぶつ切りでじっくり両面を焼いて食べますよ。
・・・北海道ekubosanさんのコメント(Instagram)

「本場」北海道では、こんな感じで食べるそうです。面白い!次回は是非この方法でやってみます。


◆さんま

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【漬け方手順】

1,さんまは頭と腹わたをとり水で洗う
2,キッチンペーパーで水気をよく切る
3,切り身全体を糠で包む
4,冷蔵庫で5日間漬け込む
5,とりだして、ぬかを洗い焼く

【体験ポイント】

5日漬けたら丁度よい感じです。秋刀魚自体の脂が少なめなのもあると思います。(秋刀魚は冷凍物を使っています。生は高いので…)

食べてみると、塩気と糠の風味が良いバランス!美味しく仕上がりました。

ぬか漬けって脇役キャラですが、さんまのぬか漬けは『献立のメイン』にもなりえる立派な逸品です😊


◆あじ

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【漬け方手順】

1,鯵は頭と腹わたをとり水で洗う
2,キッチンペーパーで水気をよく切る
3,切り身全体を糠で包む
4,冷蔵庫で5日間漬け込む
5,とりだして、ぬかを洗い焼く

【体験ポイント】

5日目に取り出して食べたところ、あれ、ぬかの味があんまりしないな...って感じで、ただの鯵の塩焼きになってしまいました。

Instagramで相談したところ、原因はこんな感じ…

・そもそも漬け時間(日数)が短い
・骨が太いので3枚卸にするほうがいい
・初めに塩するべき
※当時の投稿がこちら

思ってたのとちょっと違う...要は失敗でした。リベンジします。


◆さば【1週目】

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【漬け方手順】

1,鯖は3枚卸、甘塩の物を買ってきました。
2,水でサッと洗い、水気をよく切る
3,切り身全体を糠で包む
4,冷蔵庫で5日間漬け込む
5,とりだして、ぬかを洗い焼く

【体験ポイント】

ふわっとぬかの香りがはいっていました。

やはり脂多めの魚種のが入りが早いですね。親油性的な働きがありそう。

前回の鯵の失敗から、鯖は『4回分』漬けています。様子をみつつ、2週間、1ヶ月、3ヶ月くらいで開封していこうと思います。

◆さば【2週目】

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ぬかの香りは増しています。

ぬか床から取り出した鯖は水で洗って、水気を切り、グリルで素焼きにしています。

この時点で特に異臭や身質の変化はありません。

◆さば【1か月】

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味の変化がみられます。

なんだか醸されてる味が漂ってきていて『珍味』というような様相です。

腐ってないですよ^ ^。新しい領域へ半歩踏み出した、そんな感じです。

2週間経った時に糠を替えています。

つづく。


◆ぶり

【漬け方手順】

1,ぶりは切り身を使用、軽く塩をふり少し置く
2,水でサッと洗い、水気をよく切る
3,切り身全体を糠で包む
4,冷蔵庫で7日間漬け込む
5,とりだして、ぬかを洗いグリルで焼く

【体験ポイント】

1週間漬けてましたが、ぬか漬けとしては浅漬け程度でした。食べた感じ塩気が先立っていて、「つまみ」にした方が良い感じです。

気づきとしては、血合の部分のが旨い!
臭みが抜けてコクが出た、そんな感じです。


乾物 3選【漬けて安心、食べてもうまい】


◆乾燥昆布

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【漬け方手順】

1、水でさっと洗い、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
2、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で4日間漬けます。

【体験ポイント】

漬けたあとでも、昆布はそこそこ硬いです。刻んであげると食べやすくなります。


◆乾燥椎茸

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【漬け方手順】

1、水でさっと洗い、キッチンペーパーで水気をふき取ります。
2、そのままぬか床に埋めて、冷蔵庫保管で4日間漬けます。

【体験ポイント】

椎茸を食べる時は少し焼いたらOKです。オーブントースターが有れば簡単に両面焼けます。素焼きでも十分な塩気と旨みが楽しめます。


◆きくらげ【一押し】

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【漬け方手順】

1、そのまま、ぬか床に埋めるだけ
2、冷蔵庫保管で4日間漬けす。

【体験ポイント】

ちゃんと中まで味が入ってました。きくらげ本来の食感も残っていて◯。ごはんのお供、酒のつまみ、どちらにももってこいです。

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ごま油と白ごまを少々。この相性がばっちりでした。

きくらげの買い方について。
きくらげは乾物屋で買った方が、断然お得です。スーパーだと小袋に入ってて、200円~300円しますよね。街の乾物のお店だと、500円とかで盛っと入ったものが手に入りますね。
きくらげは日持ちするし、家族分で使うと結構消費するので、まああってもいい食材では?

別に輸入物でもいいですし、国産選ぶなら、2-3割高いですが、見た目が立派で、あと安心です。

楽天とかでもありました。覗いてみて下さい😊



乾物をつける意味

ぬか床が緩くなってきたら水抜き器をつかうと余分な水が抜けるんですが、その前に「乾物」をつけてみます。

📍ぬか床中の余計な水分を除去
📍乾物がもつ旨みがぬか床へ
📍戻った乾物はぬか漬けとしていただく

一石三鳥です!

乾物つけてもぬか床が緩い場合は、足し糠がおすすめです。水抜きはほんとに最後の手段として使いたい。

関連記事:【ぬか床の手入れ】 水っぽくなってきた時の対処法

つづく。


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