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好きになれない。

なんの自慢にもならないが
私は子どもたちを
【こどもおぢばがえり】に
連れて行ったことがない。

こんなことを言えば
お道の中では非国民と
非難を浴びそうだが。

お好きなように!
と思っている。

理由もある。

昨年までサラリーマンをしていた私。
8月といえば13日あたりから連休になる。
それを目前に「有給ください」なんて言えない。
有給は権利だから!とはいえ
社会通念上、誰もそんなことはしない。
私の自宅から、おぢばまで車で7時間ほど。
会長たちは『仕事終わってから走って、朝から遊んで夜にでも帰ればいいよ』なんて
軽く言うが、帰ってから朝づとめして
『あー疲れた。一眠り』とできる会長職とは訳が違うのである。

それに
親神様や教祖は「いつ帰っても喜んでくださる」
と私は考えている。
なにも、期間中でなければならない理由が不明。
それに、私の子どもの頃は「お道を知らない子どもたちを誘って行こう」というスタンスだった。
それがオウム事件を皮切りに、信者さんの子どもたちは参加必須のようになった。
加えて、どこの隊は何人とか営業マンの実績みたいのをやるようになったとき
私は一気に冷めてしまった。

極めつけは『こどもおぢばがえりに参加してない子どもだったら、仮に天理高校とか行きたいって言っても誰からもハンコ押してもらえないよ』とある会長から言われたのが決めてだった。
私は「そんな気持ちや器の小さい学校なら、世間の学校で学んだ方が立派な用木に育ちますから行かせないので結構です」と憤慨してしまった。

盲信的に、同じ教えの中、同じような価値観の中のぬるま湯で生活すると
己の価値観から外れた者を邪教ととらえ
地獄にで落ちるかのような振る舞いをする。

そんな未熟な考えで
人など助けられるかと思っている。

たぶん。
私がもし
この教えによって救い出すことが出来ない人がいるとしたら
世間の人より
この教えの中に生かされている人なのかも
そんな気がしてならない。


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