買い物している所を見られる恐怖
現在の私は、スーパー内のフードコートで働いていますが、3日に1回は帰りに食料品を買い物して行きます。
そこで、ふと思うのですが、仕事が終わって買い物をして会計のためにレジに並んで、マイバッグに食料品を詰め込んでいる姿を 職場内の人にあまりじっくり見られたくないなあ、なんて考えてしまうのです。
まあ、職場の人に、いゆさんが買い物しているなあと認識されても気にされずに仕事に集中してもらえれば問題ないのですが(ほとんどの人が気にしてないと思うのですが)、私自身変に気にしてしまう癖があるようです。
思い出せば、小学校低学年の緘黙症だった頃、母親と街に買い物に行き、偶然同級生などとバッタリ会った時に、私は反射的に母親の影に隠れていたのでした。
家では話せるのに、学校では話さない(わざと話さないのではなく、話せないのだけど)と多くの人に認識されていた私は、休日に母親と買い物しておしゃべりしている所を見られたら非常にまずいと恐れていました。私自身何も悪いことしてないのに。
学校で話さない(話せない)ことが、悪いこと、学校で話さないなら、家でも話さない(話せない)のが自然なのに、家で大人とは話す悪い人間だと、私自身までも自分自身を追い詰めていました。
現在関わりのある人で、私が緘黙症だった頃のことを知っている人はいません。中学校までの同級生とも、誰一人付き合いがありません。だから、私が買い物をしている姿を見て、変に思う人なんかいないはずです。
緘黙症だったことで、思考の癖がまだある私ですが、ひとつひとつ消化して、思い出に変えていきたいです。
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