「秘密のインプロショー2月編」

舞台上で愛されるってなんだろうなと思った回。


笑いや経験値で客席の意識をかっさらっていく人

独特の雰囲気を纏って、居るだけで面白い人

派手なことはしないけど言葉や動作のひとつひとつ重みがある人。


色んなタイプがあるけどその共通点が何なのかまだはっきりしない。




WSでお会いしたときや前回公演でも思ってたけど


どまさん と ゆうきさん良きですね…!

完全に個人の好みなのであれですが。


自分に無いものをもっていて羨ましくもあるのは、てんまるさん。

土台でしっかり支えてくれて凄い!となった、うつみさん。


はなさんWSご一緒したときにめちゃ素敵やん!と思ったから

もっと見たかったな~~




1部「Badass」


最近ステージ上でのミザンスの意味を考えることがあって。

何かの板挟みになっていたり

振り回される構図ってなんであんなに引き込まれるのか。


中立、王に忠実

そしてわりと立場気にしてないひとの3人シーン。


途中までは立ち位置気にせずフリーな会話だったのに

最後、中立を真ん中としたトライアングルができてるのがお見事。

中立が意見しながらぐぐっと前に出てきてくれたことで

画としても動きが出てきたあの瞬間良かったなー。





2部「More or Less」


今まで自分の父親は無罪だと信じて

会うための術を探して探してやっとの思いで会えたのに。


自分の愛する妻、そしてその国を救うために

多くの人の命を奪ってしまった父親。


それを許すか、許さないか

もう縁を切るのか、また会いに来るのか。


父親の姿が見えないのがこれまたいいのよ。


「また会いに来るよ」って

頑張って会う術をまた見つけて話しに来るよなのか

父親に会うため、寄り添うために自らも罪を犯す伏線にも

感じられてぞわっとした。


ああいう観る側に解釈をある程度委ねるエンド大好物です。




音照のタイミングが抜けたり、周りのプレイヤーが気を抜いていたりで

劇場空間において「空白」ができると雰囲気が盛り上がり切らないというか。何となく空気が落ちちゃうなあ、感覚でしかないけど。


照明さん的には

LEDのフェードが荒いのやっぱり得意じゃない~!!
(これはオペレーターの腕がどうとかじゃなくて灯体の特徴としてフェードでインアウトが出来ないって意味です)

ハロゲンや一般灯体と違って滑らかにF.I、F.Oが出来なくてインプロショーを行うような小さめの箱だとさらにそれが気になって仕方ない。

帝国とか四季劇場レベルだと気にならないんだけど。
でもね~便利なのよね~分かるよ~~
灯体数は減らせるしパキッとした色味欲しいときは重宝するし~


明転の0%→1%になる瞬間、暗転の1%→0%になる瞬間

そのほんの少しの時間に意味があると信じているし

私は自分がオペするときはそこに命かけてると言っても過言じゃない。


あとはプレイヤーの表情をちゃんと見せるための明るさの確保と

暗転のスピード感を躊躇しない方が良いときもあるってところも改めて感じました。

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