2020年学問の旅②


文学系なんでもあり個人誌無料公開中です!↓リンクから飛べます。
ubiquitous vol.1  
紙の本を買いたい方がもしもいましたらこちらまで。

 これはいわば草稿である。今後、本文の構成、文中の主張、ともすれば趣旨まで変わる可能性がある点に留意されたい。

 学問がしたい。
 新型肺炎の影響でさまざまな混乱があり、わたしたちは皆多かれ少なかれ、今までのいわゆる「普通の」日々を失ってしまっている。振り返ってみれば、日常がある日突然奪われることはこれまでにも数限りなく、世界中で起こってきたはずだが、多くの人はことが起こってはじめて、それに目を向けることになる。
 わたしがこの事態の中で「学ぶこと」に希望を求めたのは、正確な知識や正確な情報、正確な思考、それらをもってすればわたしたちは(少なくとも何もない状態よりは)冷静な判断を下せるのではないか、そう思ったからだ。私達には(言語と、優れた文明のどちらも含む)高度な情報伝達能力という、極めて効果的な道具がある。
 と言ったが、自身が医者やウイルスの専門家になることを志したわけではない。世界規模の課題に直面したときに重要なのは、人間の大多数である「専門家ではない人間」の行動ではないかと考えたからである。
 して、「一般人として」の問題解決能力の能力を高めることに焦点を当てよう。そして実際に、それが私に可能なことだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?