千年いゆ|エッセイ・読書映画日記

千年 いゆ (せんねん いゆ) 配信アプリ、ミラティブ&IRIAMにて、雑談配信やゲー…

千年いゆ|エッセイ・読書映画日記

千年 いゆ (せんねん いゆ) 配信アプリ、ミラティブ&IRIAMにて、雑談配信やゲーム実況を配信中。 ぜひお話しましょ。 noteでは、配信中では話せていない私のこと、読書映画日記を綴ります。

最近の記事

アップデートに挑戦しよって話

Vライバーの準備がほぼ終了しました。 ずっと仲良くしてくださってるリスナーさん。 サポートしてくださる事務所さんや、先輩方、 ロゴやファンアートを作成したいとおっしゃってくださる方も、 本当にありがとうございます。 初めて配信した数年前のラジオアプリから、 配信者側になると孤立しがちな私にとって 皆さまがこんなに有難い存在なのかと噛みしめてます。 でも、唯一準備できていないものがあって、 いゆの中身が仕上がらないんです。 実は(私にVアイドルなんて女神さまみたいなこと

    • 諦めが悪いのも悪くないって話

      2月に入って、XのDMに連絡がありました。 ライバー事務所に所属してみませんかって。 今考えたら本当に申し訳ないことなんだけど、第一印象は「怖い」。 これは1人で決められる問題じゃないぞと思った。 ゲーム配信を個人でやっているけど、状況が変わってくるかもしれない。 最悪、騙されてお金を取られるかもしれない。 何よりも、私は小学校からコミュニティに所属してうまくいった試しがないから、怖かった。 怖くて意見が言えないまま搾取されて、 どんなに努力して認められたって、 「

      • 3月半ばまでバタバタ確定してしまったので、文章は一旦お休み…本にも映画にもちゃんと向き合える日を目指して頑張る!

        • きみの変なとこ世界一好きって話

          私の通っていた中学校は当時、2つの小学校から、ひとつの中学校に進学する形になっていました。 今でも定期的に会う唯一の友達は、別の小学校からの進学でした。 先週、1ヶ月ぶりに会ってきました。 彼女とはどうやって仲良くなったのか覚えていません。 いつの間にか、好きな本や漫画や、音楽の話をしていました。 同じバイト先を紹介してもらって一緒に働いていました。 当時から落ち着きがあるのに、大人のようなコミュ力のある「お姉さん」といった雰囲気で、 陰キャでもなく、部活やバイトの後輩

        アップデートに挑戦しよって話

          なんだかインプット期間みたいで下書きばかり積み上がってます☺️

          なんだかインプット期間みたいで下書きばかり積み上がってます☺️

          千歳年上の推しって話|読書日記

          平安時代にタイムスリップしたら、上質な紙と、素敵なデザインの筆をたっぷりとプレゼントしたい人がいます。 それで、どうにか第二作目をお願いしたい人がいます。 高校生の頃から古典にハマった話はしましたが、最近初めて枕草子の全文を読んでいます。 「春はあけぼの・・・」から始まるアレです。 今回はもっともっと1000年前の作者の感覚を身近に感じたかったので 枕草子と清少納言の解体本を並走して読みました。 枕草子REMIX古典の授業で絶対損してる作家・清少納言 「春はあけぼの・

          千歳年上の推しって話|読書日記

          誰のために踊っているの?って話|映画日記

          「いゆさんってプライドが高いよね」と言われたとき。 「高い」んじゃなくて「ある」だけなんだけどな。 「10年もやってますって聞こえ悪いよ、年齢的にもさあ」って言う人を見たとき。 人の10年と年齢を否定するあなたの価値観は自由ですが、私も自由に悲しくなります。 「嫌な人と付き合っていくのは君の糧にもなるし、社会人としてのためにもなるしさ」って電話の声を聞いたとき。 糧か毒かは私が決めますので押し付けないでください。 直接言われたことでも、感じ取ってしまったことでも 見てし

          誰のために踊っているの?って話|映画日記

          白紙を見たとき希望が湧くかって話

          風邪をひいています。約3年ぶりです。 いつも気分にも体調にも波があって、それが毎回大波なのですが。 今回は(鬱の予感?)と感じていたんですが、風邪の予感もでした。 今回こそ小波で終わらせたいと思っても、 大波になるまで我慢するのが、毒親の解毒が終わってないんだな、と教えてくれます。 心も体も悪くなるときはまず、できない行動が増えていきます。 大好きなゲームや配信が億劫になり 生活でも、大好きなことでもイラつくうことが多くなり 過食になります。 買い出しなど簡単な外出が

          白紙を見たとき希望が湧くかって話

          忘れるわけがない、思い出さないだけって話|映画日記

          近所の小さなボロ映画館が満席になるのを、 数年前の今敏監督の追悼イベント以来に体験しました。 そんな映画初め、2024年の映画館初めはこちらの映画です。 今回はディレクターズカットバージョンでした。 ニュー・シネマ・パラダイス 公開日: 1989年12月16日 (日本) 監督: ジュゼッペ・トルナトーレ 音楽: エンニオ・モリコーネ、 アンドレア・モリコーネ ノミネート: アカデミー国際長編映画賞、 セザール賞 外国語映画賞、 ゴールデングローブ賞 外国語映画賞、 英国ア

          忘れるわけがない、思い出さないだけって話|映画日記

          登場人物は自分で決めるって話

          年が明けて数日して、地元に戻ってました。 実家には帰らない。 物心ついた頃から家族でお参りしているお寺と 高校1年生の頃バイトしていたケーキ屋さんにパートナーと行きました。 地元時代のトラウマから抜けそうだし、 その場所に行って空気を改めて感じたらどうなるか、実験。 地元は数十年前に「ニュータウン」と呼ばれたような、郊外のベッドタウンです。 馬鹿でかい戸建が並び、馬鹿でかいマンションが並び、その派閥があり。 幼稚園に上がった頃から地元が嫌いでした。 近所付き合いがすでに

          登場人物は自分で決めるって話

          猫は死ぬのが誇りって話

          うちには11月まで3匹の猫がいました。 2匹は4年前に実家で生まれた兄弟の猫を引き取って 1匹は2年半前、知り合いから引き取った老猫です。 今回はその老猫と私の心の成長について。 その老猫を引き取る2日前くらいに、警察官の知人から 「◯日の正午までに引取り手がないと保健所送りの猫がいてさ」 と聞きいたの。 犬や子猫や血統書のありそうな成猫は、職員やこうやって声をかけられた知り合いがすぐに連れて帰るんだけど 今回はどうにも引き取り手が見つからないらしいの。 なぜなら「

          筆弁慶、上等って話|読書日記

          学歴を訊ねられると「小卒でーす!」なんてふざけることがあります。 子役時代、午前中だけ学校にいたり 始業式に出られないから自分の教室も席もわからないとかザラで。 けど、一応芸能やスポーツで入試のできる高校には入っておいて、単位だけ取って あとは行くわけがない。 やっぱりここでも虐められるし、友達はできないし。でも大人は単位さえ取れば良い意味で放っておいてくれて。 でも、古典だけは出たい!だったの。それだけは単位関係なく、仕事がなければ必ず出てた。 選択授業のうちの一つで

          筆弁慶、上等って話|読書日記

          お天気の話でもしときなさいって話|映画日記

          13歳の頃、本と映画共にハリーポッターに夢中だった私は、イギリス映画にどハマりしていました。 当時同居(なぜか離れで一人暮らし)していた祖父は、とにかく本と映画好きで 廊下や地下室に床が抜けるのではと心配になる程、びっしりと本とビデオが並んでいました。 ので、当時の地獄のような実家でも、映画と本なら母の了承を得ず、時間を決めてなら観てもいい読んでもいいことになっていたの。 そんな時、祖父がBSの映画チャンネルを発見。「このチャンネルは、24時間映画館にいるみたいだなあ」と嬉

          お天気の話でもしときなさいって話|映画日記

          自由をムダにする大人、めんどくさいって話|読書日記

          去年からのカウンセリングで、「自分の鬱は、遡れば養育歴に原因があるのでは」と考え始めました。まず、そのことに、否定も肯定もコントロールもせず、気づかせてくれた先生に感謝です。 そして去年 実は、近所の図書館でAC(アダルトチルドレン)や共依存の本を貪るように読み漁っていました。 それでもACで元精神的被虐児であることを自分で否定し続けてたの。 どれだけ科学的な文献を読んだって 自分可哀想とか思うのかっこ悪いし、この考え方を捨てたらどう生きればいいかわからなくて怖いし、苦し

          自由をムダにする大人、めんどくさいって話|読書日記

          元風俗嬢っていうと本音が聞こえるって話

          別に他人を試してるわけじゃない。本当のことなんだもん。 何やってた人なの?と過去を聞かれたら正直にありのままを答えてる。 「元風俗嬢です」って。 高校卒業の2週間後に家出をして、当時の彼氏の家に転がり込みました。 演劇事務所に入ってたけど、芸能の仕事が入るまでお金はありません。 しばらく様々なお昼のバイトをしていましたが本業は演劇活動で、体力を稽古や台本暗記に残しておきながら、時間に融通がきいてお金が必要でした。 ダメ元でした。 夜職求人サイトで「飲酒しない・脱がない

          元風俗嬢っていうと本音が聞こえるって話

          僕が死のうと思ったのはって話

          中島美嘉さんの「僕が死のうと思ったのは」という歌を知っていますか。 タイトルと前半からは想像もできなかった希望の歌です。 一度でも希死念慮に囚われたことがある人なら、共感できる歌。 そんなこと考えたこともないって人は最後のどんでん返しに驚いてみてって歌。 先週 今年最後の通院とカウンセリングでした。5〜10分の診察と、30分のカウンセリング。 昼職をしていた数年前、あまりにも過去を思い出させるカウンセリングが辛すぎて「もう、鬱、良くなりましたからー!」と逃げ出した病院に2

          僕が死のうと思ったのはって話