カクヨムなろうでは嵯峨月次世代編に入ります

小野篁と藤原常嗣、

最後の遣唐使だった二人の帰京後の明暗「胡蝶」昨日アップ。「観月」と「草木のままに」の二話でクライマックス章「嵯峨野」（長かった💧）が終わり、
いよいよ終章「檀林」に入ります。

登場人物紹介

賀茂志留辺（かものしるべ）

エミシの男、ソハヤと胡人の娘シリンとの間に生まれた碧眼の武官。日本最古の警察組織、検非違使務め。
阿保親王の邸に警護も兼ねて住んでいる。いちおう主である業平の奔放さに苦労する。

在原業平
「胡蝶」からしれっと登場。美しい容姿と天才的な和歌の才でいとこの仁明帝から可愛がられる。15で既に遊び人に仕上がっている。

有原行平
業平の兄で弟と共に始末に会えない遊び人の問題児。行平鍋と源氏物語須磨明石の元ネタの人。

小野篁
上記の個性強めの若者らさえも抑え付け、最終話「平安時代」まで主人公として話を引っ張り続ける。

島帰りで箔が付き、「篁ってなんだかすげえな！」と貴族たちから畏怖されている事を本人も思いっ切り利用する。

いけない政治家のおっさんになりました。