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晩秋の空に


この1週間は沢山の人が
きっと同じ思いでこの美しい秋の空を見上げていたと思います。
あの人を想って。
もう二度と会えないことが寂し過ぎて、
せめて、
もう一度会いたかったと
空に向かって、
皆、涙と共に語りかけていたことでしょう。

今もこの世界がその存在を失った寂しさを、
ふとした瞬間に味わっています。

株)ヒューマンフォーラムと長らく共催したLIVE PEPフォーラムや
その後の宇都宮リーダーシップラボでは塾長と親しまれる程、
エンパワーメントについて誠に深い共感を持って、共に学び、伝え、
それを生きてくれた大切な仲間。

日高潤一さん
代表的な元型は押しも押されもせぬ キング・オブ・フール 天性の道化

私は潤一さんの愉快で飄々として、
そして人に優しいユーモアが本当に大好きでした。
同じフールの元型がある身としては、羨ましくもあり、いつも興味津々、
打てば響くような笑いのセンスに心底共感していました。

本当に優しい笑い。
人をけなしているようで、潤一さんがその人の事ががいかに大好きかが、
バレバレ、透け透けの笑いでした。

だから、私はもっと潤一さんにディスられたかったです。
一緒に共通の友人をディスりまくってみたかったです。
そしてこの世界にはフールがこきおらさねばならない裸の王様、
胡散臭い権威と力が沢山のさばっているのに、
フールのユーモアと笑いがこの世界にはまだまだ必要なのに、

魂の学びがあっさり終了してしまったかのように、
最後はうんと透明度を増した美しい魂になって、
逝ってしまった。

最後の最後に渡り鳥の先頭をなんとパワフルに飛びきった潤一さん
先頭をうっかり急いで飛び過ぎたんちゃいますか!
私たちが追いつけないじゃないですか!!

まだまだ一緒にこの世界で飛びたかった。
共に辿り着きたかった場所があるのに、
仲間と見たかった風景があるのに、、

第3フェーズの見果てぬ夢
この世界のエンパワーメントを共創したかったのに。

潤一さんも本当はまだまだ飛びたかったはず。

「これからも一緒に飛んでいるよ
僕が道案内をするから
その声をいつも耳を澄ませて
聴いていて
あらゆる形で伝えていくから
そうしたら
僕が一緒に飛んでいる事を感じられると思う
第3 フェーズを目指す
渡り鳥の群れの一羽として
まだ飛んでいるんだ
しばらくの間
先頭交代をしただけなんだ」

木々が命を燃やす美しい秋に、
優しい光が満ちるこの秋の空を眺めていると、

確かに
確かに感じる、
潤一さんの魂が一緒に飛んでくれていることを。

渡り鳥の羽ばたきが、確実にエンパワーされ
力強くなるのを。

日高塾長 本当にありがとうございました。
行動科学研究所がその天職を全う出来るように
どうか見守って下さい。
そして塾長のフールを目標に
私も優しい、温かい笑いを磨いてゆきます!!
塾長の代わりにキング出路をディスりますので!
どうぞ笑いの神様として、未熟な私を導いて下さいね。









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