私の不妊治療⑥正直、舐めてた。。。
これはあくまでも、私の主観です。
私が妊娠しない理由のひとつに、
「うまく着床しないこと」があるんじゃないかと感じています。
顕微受精の時も、すごくグレードの良い受精卵だったのに
着床しなかった。
数値からみても「着床しかけた」という状況すらなかったと思われる。
タイミング法にスッテプダウンしてからも、
多分、ほぼ毎回、受精はしている。(私の感覚)
不思議な鍼灸院の先生は受精してたら、
「今回、出会ってますね。」と言われます。
今のMクリニックでタイミングを取るようになって、
ほぼ毎回、「出会ってる」と言われています。
自分でもなんとなく、それは分かる。
でも、着床には至らない。
うーん。
突然ですが、正直に言います。
私、基礎体温を甘く見てました。
正直、舐めてたと思います。。。
初めて、不妊専門の前医のFクリニックを受診した際、
基礎体温も全く測らず受診し、
先生からも、「まあ、測らなくてもいいですけどね。」という言葉を都合良く解釈してました。
一応、携帯アプリと連動している基礎体温計を買って、
ちょいちょい測っていたんですが、ほんとにちょいちょい。
1回目の体外受精の直前に、20数年ぶりにインフルエンザにかかってしまい、
新薬のゾフルーザを飲んだその夜、
「どかん!」という感覚で目が覚めました。
もう、汗びっしょり。
隣で寝てた旦那さんが「早く着替えなよ。」と焦るくらい。
それからしばらく、低体温になってしまい
35℃ない時もしばしば。
ますます、もう基礎体温測る意味がないんじゃないかと思い、
ますます、ちょいちょいしか測らないようになりました。
今のMクリニックに転院してから、
受付で基礎体温のことを聞かれても、
「アプリで記録してます」と言って、ちゃんと提出してなかった。
待ち時間あるから、こちらに書き写して下さい、と
基礎体温表を渡され、「うっ!」となりました。
(嗚呼、本当にもう。。。)
それからせっせと毎朝測って記録しています。
今のMクリニックのもも子先生(仮名・たぶん70才くらい)は、
「んー、体温の上がり方がイマイチなのよね。」とおっしゃり、
体温の上がり具合に応じて、お薬を飲むタイミングを指定してくれます。
ここに来て気づいた。
私、高温期が低い!!
これまで、滅多に高温期で36.7℃超えたことない!!
一瞬超えても、また下がってくる。
これに気付いて、色々調べると
「黄体から出るプロゲステロンの量に比例して、体温は上昇します」と。
つまり、高温期に体温が上がりにくい、
↓
プロゲステロンの量が不足している
↓
着床するための環境が整えられていない
ぎゃー!!
今の今で気づいたよー!!
ひえー。。。
なぜ、今気づいたのかというと、
今周期の高温期は、初めて36.7℃を超えているのです。
というか、基礎体温表の36.7℃の赤い線の意味に初めて気づいたと言うか。。。
もも子先生のお薬の使い方がばっちりハマったのと、
私の身体が変わってきたのが理由ではないかと。
基本の基本を知らなきゃいかんな。
この数日で本気で思いました。
不妊専門クリニックに通ったら、
体外受精したら、
すぐに妊娠できると思ってた。
不妊治療は受ける方、それぞれ違うと思います。
それぞれのやり方、それぞれの想いがある。
私は、「自分の身体」を知ること。
これがとても大切だったんじゃないだろうか。
「自分の心」「自分の身体」
どちらも深く知ることが必要でした。
今も発見の連続です。
だから、私は、
不妊治療をして良かった。
今は素直にそう思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?