私の不妊治療③ケンカっ早い

私が不妊治療の病院を変わったのは理由があります。
1番は、先生との相性です。
転院について書いていたら長くなるので、
今日は軽く。

体外受精を受ける為に誘発をかけることになり。
初めはクロミッド等の軽めの飲み薬からスタートしました。

ところが、卵胞ができない。
薬を変えてもできない。
どんどん強めの誘発をかけていくようになりました。

私は元々、自力で卵胞も出来、排卵もありました。

この時は気づいてなかったけど、卵胞ができないのは
「ストレス」が原因でした。

何も映らないエコーを見る度に、
「サボってますよ〜」と言われるのがしんどかったです。

サボってねぇよ!
私の身体になんてこと言うんだ。
悲しいし、イラついてました(苦笑)


ついに、最大量のHMGを毎日打つことに。
それでも卵胞はできませんでした。

先生が、
「うーん、卵胞できてないですね。
 もう少しHMGを続けましょう」と言い、
診察を終わろうとしました。

ちょっと待ってくれ。
たぶん、このままじゃ卵胞はできん。
私はそれは分かる。

もう少し続けるって簡単に言うけど
注射1本5000円くらいするんやで? 
でもって、むっちゃ痛いんやで?

それを続けても、たぶん卵胞はできんよ?

「あの、先生。
ストレスで卵胞が出来ないっていうのはあるんでしょうか?」

診察を終わろうしたのを遮って聞いた私にちょっとムッとして、

「ストレスなんか、関係ないですよ。
卵胞ができない人は20日間くらい打つこともあります。」

20日間。。。
マジかよ。

「あの、他にどんな選択肢があるんでしょうか」

ここでハッキリとムッとされて、

「1番強い誘発をかけてるんです!
このまま続けるか、
放ったらかしにするか、どっちかです!!」

「じゃあ、放ったらかしにします!!」

被せ気味に即答。

あー、やってしまった。。。
売り言葉に買い言葉。

本来の気の強さが出てしまった。


多分、この先生には私の身体の感覚は分かってもらえない。


元々、私は疲れが溜まったり、
ストレスが溜まったりすると、
身体のリズムが左右されるところがあり、
「ストレスは関係ない!」という主治医の先生に、
「な訳あるか!ストレスやわい!!」と腹が立ったのです。。。

で。

本当にその後しばらく
そのFクリニックに通わず、誘発を放棄。

ただ、私は私の身体を「放ったらかし」にはしませんでした。

多分、私は自力で卵胞作れるよ。

という想いと感覚があった。

意地ではなく、自分の身体に対する信頼、かな。


その後、私は本当に自力で卵胞を作り、
このFクリニックで体外受精にトライするのですが、
その話はまた。


Fクリニックの先生には感謝してます。
私の卵管を治療してくださり、
そのおかげで今、タイミング法を受けることができています。

腕も良い先生で、多くの患者さんが赤ちゃんを授かってます。
私は相性が合わなかった。
それだけです。


あの時、ああ言って良かった。

「じゃあ、放ったらかしにします!」

言葉はアレですけど、

私が私の治療を選んだ瞬間でした。

そして、私は私の身体を放ったらかしにしたり、
見捨てることはしませんでした。

不妊治療を受けるこんな患者もいるということが、
どなたかの参考になれば幸いです。



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