アラサーぼっちはわたしくらいなのか

今日も運送会社で楽しく働いた。
お給料が少しでも減らないように、
もう1人のタイミーの女の子が要領良く上がろうとするのに付いていったおかげで今日は満額頂けた。
すごい。わたしにはできない。感謝。
もしわたし1人なら、
たぶんギリギリまでヘラヘラして早上がりになってお給料が減っていた。
すごいな。
やっぱりわたしは八方美人だけど要領は良くないな。反省。

彼女はわたしよりたぶんちょっと若いと思う。
そして職場の人と仲が良くて、
友達も普通にいる感じの子だ。
職場の人と遊びに行くとか、
うちの会社ではちょっと考えられない。
みんな小さい子供がいて絶対に予定が合わないし、
間違いなくドタキャンする人も出るだろう。
わたしも業務時間外にお金を払ってよその子供の話を聞くのかと思うとちょっと憂鬱だ。

彼女も独身なので、
「うちの職場は無痛分娩の話とかされて地獄だよ」と言ったら、
「今無痛分娩多いよね」と言われた。
…あれ?
なんか彼女ならうちの職場の会話にも普通に入れそうだ。コミュ力の差かな。

出産なんてわたしには全くの未知の世界な上、
わたしは大の子供嫌いなので、
「わたしは産むこと無いから!」とか、
「20年お金に追われるとか無理」しか言えない。
だからいつも会話が噛み合わなくて地獄なのだ。
もう来月出勤したらあれには入っていかないようにしようと決めている。
ただ何も言わずに隣で微笑んで、
限界が来たらお手洗いにでも逃げればいいのだ。
わたしはあの波には乗れない。

やっぱりわたしって変なのかなと思う。


バンドの追っかけをしていた頃は、
周りも実家暮らしの独身女ばかりで、
みんな毎月毎週のように県外まで1人で遠征して、
旅行の手配はもちろん、
ホテルに泊まるのもご飯を食べに行くのも観光するのも全部1人でするのが当たり前だった。
だからバンド以外の話をするのも楽しかった。

添乗員時代も同僚は実家暮らしの独身おばさん&おじさんばかりで、
わたしはここにいれば一生結婚しなくても大丈夫だなと完全に安心していた。
ホテルで1人バイキングや1人お風呂は当たり前、
年末年始や連休のカップルや家族連れまみれの食事会場でも、
全く気にせずスマホ片手にいつも1人で満足がゆくまでたらふくバイキングを満喫していた。
(だから添乗員は太ったおばさんがめっちゃ多い)
みんな同じようなハードスケジュールで働いているのであまりプライベートもなく、
わたしはその中でも若くて気難しい方だったので、
根掘り葉掘り聞かれることもなく、
お局や意地悪な先輩さえいなければ快適で、
事務所ではいつもニコニコしていると言われていた。


なんでみんな友達とか彼氏とか普通にいるんだろう?



…友達とは?
趣味の現場でいつも出会うおじさん達は友達なのか?
会費を払っている団体のスタッフさんはいつも名前で呼んでくれるけれど、友達ではないような。
いつもタイミーで行く職場で会ったら話す人は友達?いや同僚?でもないような。知り合い?顔見知りか。

わかんねえ。
しかしわたしは旅行もいつも一人旅で、
休日もいつも1人で知らない職場に行って働いて、
その合間にも1人でご飯を食べに行ったり、
買い物をしたりしている。
旅先では1人で飲みに行ったりするし、
この前は地元のお祭りにも1人で行った。

わたしの本業の職場の女の子は入社当時、
趣味もなければ1人でご飯を食べに行ったりもしないと言っていた。
知らない人と食事をするのも無理だと。
普通の女の子はそういうものなのか?
わたしは添乗員時代、
初めて会ったドライバーさんやバスガイドさんとお昼を食べるのも特に抵抗はなかったので、
全く理解できなかった。
もしかしたら入社当時から噛み合ってなかった?

しかし趣味がないってどういう人生なんだろう。
時間にもお金にも余裕があるから、
シングルマザーでも次々に男ができるんだろうなとは思うけれど。

わたしは来月働こうと思っていた日に、
趣味の勉強会と飲み会が入ってきただけでも結構困っている。
来月は遠征が2本あって週末が2回潰れる。
だから地元にいる週末はできる限り働かないといけないのだ。
しかし興味のある分野の勉強会なのでこれは行きたい…!

ヲタクはこれだから休日がなんぼあっても足りないのだ。


そしてわたしはいつもこんなスケジュールのやりくりや予算の計算ばかりしているから、
他人と合わせている余裕がないのかもしれない。
それでももし好きな人が付き合ってくれたら、
おばちゃん頑張って時間もお金もやりくりするのにな
と思いながら、
明日からまた3日連続で好きな人の工場で働く。
健闘を祈る。