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文学フリマに初参加したこと

眠れない夜、布団の中で過ごすと途端に心が重くなるのでとりあえず久々にnoteを書く。
前回のお客さんのことを書いて以来、気持ちがめげていた節がある。

5/19、文学フリマというものに初参加した。
売る立場ででた。

今までも一度も参加したことがなく、完全なる見切り発車だった。

何かしないとという焦りからくるもの。

何者かにならなくても、私には名前があり体があり、誰にも触れられることができない自分の感情がある。
これだけは誰にも侵害される筋合いのないものだ。

それをみんながもっている。

そんなものをどうにかしたかった。
ぼろぼろとこぼれ落ちて飽和して自分自身すら忘れてしまう感情というものを。

私の思考は私だけのものだし、
誰かの思考も誰かだけのものだ。

私が人の死に敏感なのはその人がこの世からいなくなってしまうと、もうその思考はその人だけが持っていってしまい誰にも知られることがなくなってしまうからだ。それがとてつもなく悔しいし悲しい。

そういうのも経て、文学フリマなるものに参加してみようと思った。

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