ゲーム課金依存症と向き合ってみる

※この記事から文体を変えます。今までの「です・ます調」だと書きづらい。

うっすらと気づいていたけど、試しに課金する様子を自身のマックに録画し、それをYouTube用の動画に編集してアップすることで、自らが課金依存症であることに気づいた。

「ありのまま」の様子をアップしていれば、依存症ではなく金遣いが荒い、ネタの提供に貪欲…程度の理解で済むのだけど、私自身、公開する動画とそうでない動画の仕分けを当たり前のようにしていることがわかった。我がことながら「わかった」と言う表現をしているのは、自分の中で「それは無かったことにしようとしている」ため、敢えて触れずに来たから。

望ましい結果が出た記録と、少々スパイス的に失敗した記録を織り交ぜて、でも、完全な失敗は隠蔽する。…これを冷静にみてみて「ゾッとした」。

ゾッとしている自分=正常として、その正常な状態を1日の間、90%以上は保持できる自信はある。もともと喫煙もせず、ギャンブルもしない。飲酒はするが別にやめろと言われれば向こう何年間もしないで過ごせる自信がある。

でも、それでも、残り10%の自分がそれを崩壊させている.90%が常識人であっても残り10%は「だらしなくて、嘘つきで見栄っ張り」。これが自らに潜む「本質」である…と仮定する。

この「本質」を持ち続ける以上、例えば今現在、課金しているゲームのアカウントを削除したところで何も変わらない。どこかで嘘をつき、見栄を張り、だらしない生活を送る危険性を内包し続けたままなのだろう。一時的に逃避したにすぎず、新しいフィールドを見つけると同じことをまた繰り返す。

…とすると「ここから逃げてはダメだな?」と思った。

「課金をする、しない」などは正直「些末な事」であるとして、自らの「だらしなさ、嘘をつくところ、見栄を張る性質」を克服する・あるいはちゃんと制御できるようにならないと後の人生においてロクでも無いことになる。

逆に今、克服しておけば後の人生にとって有効である。今までの課金額などそれを克服するための授業料と割り切ろう!…と思い始めたのが2週間ほど前。

対処法の「1st step」としてやりはじめたのが「嘘をつかない」と言う点。それを明確にするために「約束をする」と言う点である。私がゲームに課金をする様子など、私だけで処理することでしかない。誰彼かまわず履歴を見られるわけでもなく、「課金くじをやめた」と言い切れば多くの人にとってそれは本当になってしまう。

だから、YouTubeの動画に「課金くじ履歴」を公開する事にした。直近引いた10枚分の履歴が一目でわかるので、その一目でわかる履歴に変更がないことを「いつでも出せる状態に保持すること」。

もし仮に、私が「第3者」であれば、仮に私が「もう課金くじをやめて久しいなー」と言い出したら「ふーん、えらいね。じゃあ履歴を見せて!」と突っ込む。「いや、ちょっと…」と言い出したら嘘であり、本当であれば即出せる。もともと私は他人に対しては痛いところをつくことができるタイプなので、その性質を自らに対して向ければ…自ら言い出した事は守らねば!と言う気持ちになる。

冷静に考えると、「ゲームに課金する」と言う行為自体はそれほどダサい行為ではない。まぁ、趣味の範疇であれば「あり」の部類であり、特にこのコロナウイルス感染症による外出自粛の世の中においては「ある意味良い趣味」と言えるかもしれない。

ダサくなりはじめるのが「身の丈以上の課金」であったり、「やっていない」と言いながら影でこそこそと課金をする行為である。

若干「シモの話」で恐縮だけど、高校生時代、おおよその男子高校生に「昨日、一人で…した?」と聞いたらほぼ100%、「やっていない!」と半分キレながら回答するだろう。これはその行為に罪悪感を感じつつ、それを制御できない自らの弱さとの葛藤があるからであり、大人になったら「いやー、昨日眠れなかったから一人で…しはじめたら途中で寝ちゃった」とか、飲みの席でぶっちゃけられるし、周囲の大人も「うん、あるある」と返せるだろう。それはその行為に対し、「生理現象」として制御できているからであり、別に悶々とした劣情に頭のすべてを支配されていない余裕があるからなのだろう。逆に高校生が「途中で寝ちゃった」とか教室でぶっちゃけていたら、どこか身体がおかしいのでは?と心配…。

Phase1〜自らの弱さをちゃんと認め、守れる約束をして、それを守る〜

みずからの YouTubeに投稿した動画の中で「チャネル登録者数に応じて課金をする」と宣言し、ベースとした登録者50人を昨日達成できました(宣言時チャネル登録者数19)。別にYouTuberになるつもりは全くありませんが、この50人の皆様が「私を見守ってくれている人々」であり、ここから増える人々が「課金ネタを提供してくれる人々」です。

肌感覚で1日あたりの増加が1.5名様ぐらいなので、1ヶ月で言うと50名様弱の登録者数になる(はず)。これであれば全然、「身の丈にあったもの」なので大丈夫!として、この約束をちゃんと守れるよう、自らを律して行動して行こう!と思ってます。

あまり壮大な未来は語れませんが、まずは自らの「弱さ」を克服しようと思っております。

ではまた。


風神


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