面白いなーと感じていること

風神

課金くじ依存治療の一貫として、YouTubeに「正直な記録」の公開を始めた。公開した動画の数々が「いかにみられているか？」についてはGoogleの管理画面で閲覧できる。詳細な情報までは把握できないにせよ、例えばチャネルに登録いただいている方とそうでない方の比率とかは分かる。

我が動画は、割と「チャネル登録いただいていない人」の閲覧が多い。つまり、「ファン」に括られると困る、たまたま通りすがりでみただけ…みたいな方々が閲覧されている。

その方々がどんな動画をみているのか？と言うと「課金くじを引いているもの」である。たぶん、戦国ixaと言うゲームはガチャゲーであるにもかかわらず、ガチャ結果を晒す人が極端に少ない。逆に「このゲーム、2年後はないぞ！」と言うケータイアプリゲーム（北斗の拳のやつ）とか、課金履歴をバンバン出している人がいる。その課金動画の中にも恐らく分類があり。

一喜一憂しながらチマチマ引いていくタイプと、（いちいち感想を持つ人間はダサい！みたいな毒を吐きつつ）ガンガン引いていくタイプがある。人気のあるのは「後者の方」。…つまり、自分はお金を使えないけど気持ちよく使っているさまを見せて欲しい！と言う需要があるのだろう。

逆に、少ない枚数で結果を出した人の動画は「いいね！」が１に対し、低評価が２０ぐらいある。これはネタとか洒落ではなく、結構真面目に「やっかみ・嫉妬」だったりする。

もともと私も「動画で爆死するさま」をアイデンティティとして公開していたのだけど、課金額を少なめに申告すると言う、鬼滅の刃のアニメ会社のような不正を行っていたことがわかり。「これはもう、精神状態がおかしい。加療が必要。自分で自分を監視し、それを衆目に晒す」と言う荒技に出た。結果として１ヶ月弱、くじ課金をしなくなってしまった。それはもう本当にそうだ。

例えば私が「意地悪な視聴者」であったと仮定。

こうした宣言をした人間の「どんなさまをみたいのか？」と想像すると恐らく「宣言を守れずに課金をしてしまい、苦しい言い訳をしているさま」だと思う。misonoとか言う芸能人？が、話題性を振りまくため自分で目標を掲げ、達成できなければ引退する！と言いながら目標を遥かに下回っても引退しない…みたいな醜態を晒し。それを遠慮容赦なくぶっ叩くと言う様式美をウオッチするため、「臨時収入があったので経済を回すために課金してみました」みたいな動画がアップされるのを待っていると思う。（あくまで性格の悪い私の場合、こうだろうと言う想像です）

現状の需要の６割が「御託はいいから早く課金をして醜態を晒せ！」に対し、供給が「今日も１日がんばる」みたいな、ゲス不倫で失墜する前のベッキーのTwitterみたいな動画を私が排出しやがっている…「本当にわかってないな？」と言うものなのだろうww

「需要」と「供給」のアンマッチ＝今だったりする。

少年時代、名前をみただけでドキドキした「かとうれいこ」が、「痩せる・服を着る・歌を出す、水着は黒歴史」に活動方針を変換してしまったようなものだ。かとうれいこが水着を封印して「どこにニーズがありますか？」＝現状の私だったりする。

その私が「課金くじは引くけどチャネル登録1人増加に対して金くじ１枚、ロットは30枚単位で引くから次の課金はチャネル登録80人ね！」と言い出した瞬間、チャネル登録がバタッと止まったw

かとうれいこ、久々の水着！と言うタイトルに対し、インナーにワンピースの水着をきて上からいろいろ羽織っている姿を見せられたようなものなのだろう。「チャネル登録50行ったら解禁だーと言って100烈爆死して、次はチャネル登録150まで禁くじ！」と言い出すのが需要なのに、供給もせずに「引く引く詐欺」をしているのが今。

短期的需要だけを見ると私が失敗するさまをアップした方がネタにはなると思っている。でも、中長期的に「何を残すのか？」を考えた時、今ここで大衆迎合してネタを作るよりは、自らの軸をちゃんと保ち、いかにして課金依存症から脱出したのか？それを多くの人が平準化させる方法を筋道立てて説明できるようにした方が自分のためにもより多くの人のためにもなると思う。

よく、YouTubeとかで自身の価値を試したくなると「質問コーナー」とかに逃げたりする。つまり自分の質問に答えてくれるかどうか？のドキドキ感によりチャネルへの忠誠心を向上させようとするけど。

まずは、自分が宣言したことを愚直に守ることを第一目標に、大衆受けはその副産物として生まれれば良いかな？と言うレベルで動画を作っていきます。道を誤った時に容赦無く「本当にだらしがないね！家族は悲しんでいるよ！」と罵声を浴びせられる自らの姿を想像しwそうならないように努力してみますwww

私の中に存在する、冷淡でシニカルで性格の悪い私が「やっぱりコイツ、思った通り。ダサっ！」っと冷笑しないものの排出を続けること。それが現時点の我が「矜恃」です。

ではまた。

風神