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退職決意-1

前置き

大半の社員は奴隷契約で自家用車で客先に訪問する謎の社内ルールがあり私の配属されていた営業所は10人社員がいるが社有車は1台のみと時代錯誤のブラック会社である
社有車はほぼ上司の専用車

転勤宣告一月前

その日は台風だった

台風当日はコールセンターから〇〇に向かってくださいと言われ

避難勧告出てるのに無理だよ・・

そこでやめればよかったが後の祭りだった

客先に向かってる途中冠水道路の水位はどんどん上がり次第に川の中位までの水かさになった

車が走ってる途中異音がしてアクセル踏んでも20キロぐらいしか出なくなった(あとで確認したら左右タイヤハウスが捲れタイヤと干渉していたり
ナンバープレートも見たことないぐらいへし曲がっていた)

もう無理だ

客先に向かうのは諦め引き返した

数日後ディーラーに車を点検に出すと 
〇〇さんお車ですがこれは修理できないです
水がかなりの高さまで来てたため修理してもいろんな箇所でそのうち故障が出てくると思います

車の状態を見せてもらったところ台風の数日後でもフロアマットのカーペット下に水溜まりができていた
(ディーラーに持って行く前にも前兆はあった
エアコンがエンジンを回していないと効かず
アイドル状態だと温風が出るだけだった)

つまり全損、ショックだった

仕事中に台風の影響で冠水道路を走行したため自家用車が廃車になった

テンションを上げるために前から乗りたかった車を購入した

幸い車の保険で車両代金全額おりたが会社からの見舞金等は一切なし
心配されるわけでもなくクソ会社だと思った


上記の経緯があり今度は自家用車を廃車にしたくないと社有車を申請するもクソ上司にそれなりの理由が必要だとわけのわからんことを言われ絶望した

他にどんな理由があれば社有車を出してくれるのか…
話にならないので諦めた

ここで上司への信用は不満から不信に変わった

それならばと仕方なく2台めのオンボロ中古車も契約したばかりだった

数日後

それは突然だった・・

上司 〇〇君今時間ある? 

「はい、なんですか?」


場所を移し


上司 突然だけど〇〇営業所に転勤してもらうかもしれない(内々示なのでほぼ確定)

突然のことすぎて思わず

「嫌です」

と即返答

車を2台購入したばかりと理由を付けて粘ってはみるが簡単には覆らない

退職決意の最終的な決め手がこちら

上司 〇〇君には転勤ばっかりしてもらって申し訳ないけどそれなりの人がいかないとダメだと思う
xx君でもいいんだけどいなくなるときついし〇〇君にお願いできるかな


〇〇君がいなくても営業所は回るし


今までやってきたことが全て否定された気がした

サラリーマンは最終的に使い捨てにされて終わりだと思った

そもそも営業所内に過去に転勤してる人が自分しかいないのにまた俺かよと思った
(入社1年半後に一度県外転勤をし3年半後に退職騒動を起こして元々いた営業所に戻っていた経緯がある)

アホくさ


心のなかでそう思った


とりあえず

「わかりました」

と伝えて答えは持ちかえることにした

ここでほぼ退職の意思は固まった

退職決意-2に続く



ps.半年前の出来事だが気持ちの整理のために現在に至るまでのことを少しずつnoteにまとめていこうと思う

拙い文章で恐縮ですが
少しでも退職に悩む人の力に慣れれば幸いです


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