妹トシの死を経た兄宮沢賢治が「すべてのいきもののほんたうの幸福」を追い求めるべきだとする物語である〔手紙四〕を配ったことも、国柱会の定める勤行式『妙行正軌』の定める「教書」として賢治におけるトシへの追善を意図したものだったと検証した。
超意訳
宮沢賢治における追善
牧野静

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