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私が薬物乱用防止講演を届けたいのは、 1 割のハイリスク群。

【とりとめなく】
中学生、高校生のうち、生徒の約 1 割にリストカットなどの自傷経験があり、その 1 割の生徒は早くから飲酒や喫煙を経験し、身近に薬物とアクセスしやすい交友関係も持っていたという(松本)。私が薬物乱用防止講演を届けたいのは、この 1 割のハイリスク群。授業の感想のほとんどは、「何があっても生涯絶対に手を出さないと決心した」「もしも友人が薬物に手を出したなら、何があってもやめさせたい」という、理想的かつ模範的な感想だ。中には、二文目に「自分の体に使うのだからだれにも迷惑かけていない。」と、自分を値引きしている子がいる。私はこういう生徒に届けたい。違法薬物の話をするなら、法に触れたことによる二次被害(逮捕拘禁服役等)の重大さを伝える。違法、合法に限らず、気分転換に用いるものは凡そ嗜癖になりうることを伝える。忍耐強いことは美徳ではなく、つらいときには信頼できる大人に相談できることが望ましいと伝える。自分が生きるに値するかけがえのない存在であると伝える。薬物の恐ろしさは伝えるのか?と自問してみた。私は、必要ないと思う。先の、模範解答をする生徒の中でも、使う人はいるだろうが、それは恐怖で止められるものではない。自分自身、薬物依存症の人が身近にいたが、必要だった知識は、相談先や、その薬物の効用(作用副作用)だった。薬物に手を出さない、という、一次予防が効果的なのは、それを使用したら身近な人が悲しむ、という、社会にある共通認識を受け取っている人に限る。中には悲しむ人が想像できない人がいる。いわゆる「無敵の人」と言われる、「失うものを見いだせない人」には無効だ。そうなる前に、大切なものを大切にし続けれるようになることの大切さを伝える(語彙力w)。私は、その場で話を聞いてくれ、応えてくれる生徒に深く感謝していることを伝える。親が服役中の生徒、隠れてリストカットをする生徒、家庭内の暴力にさらされている生徒、いじめをする生徒、いじめられる生徒、それを目にしている生徒たちが、健やかにしなやかに過ごせるよう、講義する。写真は小学校で薬物乱用防止教室dブレインジムで身体を動かしたときのもの。
私が薬物乱用防止講演を届けたいのは、この 1 割のハイリスク群。
授業の感想のほとんどは、「何があっても生涯絶対に手を出さないと決心した」「もしも友人が薬物に手を出したなら、何があってもやめさせたい」という、理想的かつ模範的な感想だ。
中には、二文目に「自分の体に使うのだからだれにも迷惑かけていない。」と、自分を値引きしている子がいる。
私はこういう生徒に届けたい。
違法薬物の話をするなら、法に触れたことによる二次被害(逮捕拘禁服役等)の重大さを伝える。
違法、合法に限らず、気分転換に用いるものは凡そ嗜癖になりうることを伝える。
忍耐強いことは美徳ではなく、つらいときには信頼できる大人に相談できることが望ましいと伝える。
自分が生きるに値するかけがえのない存在であると伝える。
薬物の恐ろしさは伝えるのか?
と自問してみた。
私は、必要ないと思う。
先の、模範解答をする生徒の中でも、使う人はいるだろうが、それは恐怖で止められるものではない。
自分自身、薬物依存症の人が身近にいたが、必要だった知識は、相談先や、その薬物の効用(作用副作用)だった。
薬物に手を出さない、という、一次予防が効果的なのは、それを使用したら身近な人が悲しむ、という、社会にある共通認識を受け取っている人に限る。
中には悲しむ人が想像できない人がいる。
いわゆる「無敵の人」と言われる、「失うものを見いだせない人」には無効だ。
そうなる前に、大切なものを大切にし続けれるようになることの大切さを伝える(語彙力w)。
私は、その場で話を聞いてくれ、応えてくれる生徒に深く感謝していることを伝える。
親が服役中の生徒、隠れてリストカットをする生徒、家庭内の暴力にさらされている生徒、いじめをする生徒、いじめられる生徒、それを目にしている生徒たちが、健やかにしなやかに過ごせるよう、講義する。
写真は小学校で薬物乱用防止教室でブレインジムで身体を動かしたときのもの。ひとつひとつが資源となってほしいと願う。

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