いわい

東大で情報科学を学んでいました。 自分の考えを整理したり、同じ悩みを持つ人と意見を交換…

いわい

東大で情報科学を学んでいました。 自分の考えを整理したり、同じ悩みを持つ人と意見を交換したり出来ると嬉しいです。

最近の記事

『死恐怖症』と進路選択②

葛藤を抱えながらも、大学2年生の進振りの時期が来ました。 ※進振り: 東京大学では最初の2年では教養課程として幅広く勉強を行い、そこで自分の適正を見極めたうえで3年以降の専門課程での進路を決める仕組みになっています。これを『Late Specialization』と呼ぶようです。 自分の人生をどのように決めると、最も後悔しないだろうか。 その後の人生、40歳の自分・50歳の自分・60歳の自分・余命3か月になった自分……色々な立場を想像して、何を選ぶのが良いかを考えました

    • 『死恐怖症』と進路選択①

      こんばんは。 さて、前回は『なぜ自分が文章を書いてみようと思ったか』についてまとめたのですが、自己紹介をしていませんでした。そこで、死恐怖症に絡めながらこれまでの生き方を振り返ってみたいと思います。 私は今は社会人ですが、死恐怖症に囚われ始めたのは中学生の頃に遡ります。そして、その悩みは大学、社会人といった人生の岐路において進路選択に大きな影響を与え続けてきました。 私は中高生の頃は主に数学と物理を勉強していました。 それは、単純に理数系が好きだったからというのもあり

      • 共感を得られにくい『死恐怖症』

        こんばんは、初めまして。 皆さんは死について悩んだことはありますでしょうか。 私は中学生くらいの頃から、死についてずっと悩んできました。 いつか来る絶対的な死と、その後の永遠の無。二度と意識が戻ることが無く、自分の思考がそこで完全に止まってしまう恐ろしさ。 しかし両親や友人に悩みを相談しても「そんなに若くて健康なのに、どうしてそんなことを悩むの?」と不思議な顔をされてきました。 最近になって知ったのですが、世の中の死恐怖症の人はしばしばこのような孤独や疎外感を経験を

      『死恐怖症』と進路選択②