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音楽遍歴と悩み

私の音楽遍歴と今の悩み。

30余年生きて人並みに音楽を聴いてきた。いや、ひょっとすると人並み以上かもしれない。

私の音楽遍歴と今の悩みを書いてみたので

- 時間がある方:音楽が聴ける環境で僕の好きな音楽を聴いてほしい
- 時間が無い方:僕の悩みを聞いてほしい(今の悩みだけ読んで)

おねがいします🙏

日本語HIPHOP傾倒期(中学〜高校)

最初に音楽的な影響を受けたのは6歳年上の姉だ。姉の車に乗るといつも何かしら音楽がかかっていた。中学生当時、DragonAshのViva La RevolutionやSteady&CoのCHAMBERSを聴いて(聴かされ)日本語HIPHOPの扉が開いた。

あの頃はサブスク系の音楽サービスなんて無いので、TSUTAYAの日本語HIPHOP棚に通い、アルバム5枚レンタルで1000円でひたすら借りまくってMDに焼いた。("焼く"って数年で死語になりそう...)

メロディやリズムも聴いていたけど、それ以上に歌詞や韻の踏み方からくる「巧さ」みたいのに惹かれていた。

音楽の趣味の合う友達はいなかったのは気にしてなかったが、Zeebraとkjがモメてた時にどっちも好きだった自分はどうすればいいんだ...と葛藤に苛まれたりして辛かった。

バンドサウンド深堀期(高校〜大学)

高校に入学し同じクラスだったネギシくんにHi-STANDARDのアルバムを借りた。多くのキッズがそうだったように自分も衝撃を受けた。

キャッチャーなメロディ、10代に鼓動のようなBPM、エモさもある。

高1当時は歌詞をよく分かってなかったが、これまで「巧さ」を聴いていた自分の音楽の聴き方が開発された。今でもネギシくんに感謝している。

それから少しずつギターを弾くようになって、歌を「楽器のひとつ」と感じるになって、バンドサウンドの楽しみ方が拡張し続けた。

ジャンル解放期(大学〜20代前半)

誰にそう言われたわけでもないのに「自分が好きな音楽以外はかっこ悪い」という気持ちがどこかに芽生えてしまい、他のジャンルを開拓しようとしなかった。

無知って怖い。様々な音楽やそれらを愛する人に申し訳なく思う。

そんな風に凝り固まった音楽観を解放してくれたのがバイト先の先輩のフジワラさんとユウタさんだった。

具体的にはBattles、The Fields、BLUE HERBに出会ったことで新たな世界が開いた。

世界には様々な音楽が無尽蔵に有り、ジャンルなんてどうでもいいことを身体で理解できた。

回顧ループ期(20代後半〜今)

20代前半で出来上がった感覚を頼りに、少しだけ新しい音楽を探しつつも好きだった音楽を繰り返し聴いている。ライブハウスやクラブにいったりTaico Club(現FFKT)やThe Labyrinthといったイベントに参加したり、背伸びしてオーセンティックなバーでジャズを聴いたりした。

今の悩み

新しい音楽見つけられてますか?
というか探してますか?

歳を重ねるほどに1年間で新たに出会う音楽の質・量が落ちている気がしてならない。

- 時間がない
- 探し方が分からない
- モチベーションの低下

...etc

理由はいろいろ考えられるが、

この曲を聴けば、こういう気分になれるという音楽辞書が構築されすぎて、
 わざわざ新しい音楽を探す必要がない(手間をかけるメリットが少ない)

と言葉にしてみると、しっくりきてしまった。

逆に考えると

音楽を聴いた後の感覚が未知であるとき新しい感覚を味わうことができる
自分にとって新しい音楽に出会う(ハマる)とは自分の中の新しい感覚に出会うこと

なのかもしれない。

自分の感覚をアップデート出来ていないから、新しい音楽を見つけられないのかな。

あなたはどうですか❓

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