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インドの”2 minutes"は何分か。

2年3か月ぶりにインドに帰ってきてはじめて迎える週末。

前から「インドに着いたら私もうくたびれまくっていると思うから接待お願いします」と夫(以下N氏)にリクエストしてあったため、週末バンガロール市内のFour Seasonsにお泊り。(高級ホテルだけれど多分世界のFour Seasonsで最もリーゾナブルに泊まれると思う。)

その予定で早朝3時だいから起きて自分の身の回りのこと(ボーボーになっていた眉毛を整えるとか、笑)をして、結局やろうと思っていた仕事にとりかかる前にみんな起きてくる。

お泊りのパッキングをしていたら寝室がなんか焦げ臭い・・・と思って夫を急いでよぶ。どうやら、お湯を出す装置のスイッチが熱くなっていて、焦げている模様。今朝私がシャワーした時も熱くはらならい、水量も最後ちょぼちょぼちょぼしか出ず「ああ、まだこのシャワーの扱い方わからんなぁ」と思いながらいて、そのあとシャワーを浴びた夫もおかしいと感じたようなのでなにかが起きていた可能性。

スイッチを切れば大丈夫か、、ということで片付けや準備を続行し、それからIKEA(バンガロールにIKEAが出来た!)で私と子どもたちの勉強机といすを注文!していたらあっという間にもう出発する時間。

今週親戚の結婚式に行っていてお休みだったお手伝いさんとも久々の再会!子どもがもうカレッジに入ってね!みたいな話をしたりしながら、もう一度寝室にいくと、あっ!白い煙がスイッチから出てる!と急いで夫を呼ぶ。

お手伝いさんにコンドミニアムの施設のエレクトリシャンを呼んでもらい、みてもらうと、どうやら部品を変えないといけないらしい。"5 mintues" と言われどうやらその部品を買いに行ってくれた。15分後ぐらいに、戻ってきて設置してくれる。出かけようとしているところだったので、すぐ対応してくれてとても助かった。

そんなハプニングがありつつ、出発。
朝ドライバーさんにおはようとあいさつするが、子どもたちガン無視。というか、恥ずかしくて、お返事ができないうちの子どもたちなのですが、ドライバーさんから「子どもたちはGood Morningといわないね」と言われる。

ものすごく恥ずかしがり屋(自分の子どもと思えないぐらい)な2人のため、日本でもはじめて会った人に「こんにちは」とかほとんど言えない2人。インドについてから空港でも声をかけられても反応なし。「ご挨拶ちゃんとしよう」と促してきたのだが、ドライバーさんからフィードバックがあったことでいまいちどなぜご挨拶をかえしたほうがよいかを諭し、そのあとからやっとホテルで声をかけられても返せるようになった。

まずは子どもたちがお気に入りのモールのゲームセンターへ。
TimeZoneというこちらのゲームセンターではゲームしてチケットを獲得するとそのチケットで賞品と交換できるという二度おいしいシステムになってます。現金じゃなくてカードにチャージしてピってやるところはインドのほうが進んでるかも。
そしてクレーンゲームあるのですがそのチケットの束をゲットするクレーンゲームというシステムになっていたり、ゲームをやって報酬としてチケット(電子的にカードにチャージされるパターンもある)をゲットするものもあり。

ここではるさめがボールを穴に入れるゲームでなんと大当たりのチケット1000枚ゲット。この日だけで5000を超えるチケットを収集。300チケットでオレオと交換し、残りは残しておくことに。

Funky Monkyという遊び場で遊びたいというはるさめをなんとかいなしFour Seasonsへ到着。この間すごい渋滞で20分ぐらいかな?と思っていたところ40分かかる。

ホテルについてブッフェでランチして(頼んだピザがなかなか来ず結局デザートのアイスクリームの後に来るというありがちな展開)、私と子どもたちはいざ、プール。
プールにいこうとチェックしたら"Children are not allowed" みたいな表現があることがわかり、!?!?!、、となり一応フロントに電話。「何歳ですか?」ときかれ「8歳と10歳」(はるさめはまだ7歳だけどちょっとさばをよむ)と答え、水着をきちんと着ること、水泳帽をかぶることを確認されご自身の責任で子どもをみてくださいといわれる。よかった。これでプール入れないとかなったらそもそものこの計画が台無しになるところだった。
(教訓:だめとは書いてあってもきいてみるものだ+多分だれもそんなことが書いてあるってみていない。)

N氏(夫)はIKEAに商品をピックアップしに出かける。今朝注文したら、「16時ー17時の間があなたのピックアップタイムです」と指定されたので、早めに向かう。(もちろんピックアップの時間を選べたりはしない。指定に従うのみ)早く出たのに渋滞で結果16時半ごろつく。

その間私と子どもたちはプールタイム。
2歳ぐらいの女の子もお父さんと遊んでいて「あの子どもはダメって書いてあったのなんなんだー」と思いつつほほえましい。
うちの子どもたちはしばらく2人で遊んでくれていたのだけれど途中から私も入ることに。
プールの中で逆立ちしたり、平泳ぎやいぬかきをやりはじめたので教えてみるとすぐできるように。いや子どもってすごいね。浮き輪なしではほとんど泳げなかったはるさめもこの3時間の間にだいぶ泳げるように!

IKEAで机をゲットしたN氏は家にいったん置きに帰り、忘れ物もとってきてくれる。
そらまめは水着を脱いで着替えてくれたけれどはるさめはいっこうにあがらず。「パパに泳げるのをみせたい」
といってきかない。結局、あと10分でパパが着くぞというところまで粘られたので、そらまめももういっかい水着に着替えてみんなでプールでパパを待つ。

そしてパパに今日の成果を披露。
そらまめは15メートルぐらい、はるさめは8メートルぐらい泳げるように。
よかったよかった。

そして部屋に戻ってもうひとつのハイライト、お風呂。
自宅のお風呂はあんまり熱いお湯がたまらないので、インドに来てからゆっくり湯船につかるということができてない。ものすごく立派なバスタブがあるのでここで入浴剤も入れて楽しむぞ!っとお湯をためようとしたら、栓が閉まらない。バスタブの栓をしめるためのスイッチ的なものもないので、手動でやってみるが、完全には閉まらず、お湯が流れていく・・・・そんな、せっかくお風呂に入る気満々で、むしろそれを主な目的としてこのホテルに泊まりにきたのに・・・・もちろんこんなことで諦めはしない。栓をいったんぬいて、そこにシャワーキャップをかませ、その上から栓を入れてみると何とかお湯が溜まっていった。よし!

ということで念願の熱いお湯・タップリのお湯でお風呂に入り、支度ができたパパとはるさめは先にレストランへ、私は水着の処理などをするためそらまめと残って部屋で片付けを。

そこでピンポーンと誰かが来てあけるとボーイさんがいる。「何かないか?」というので、エクストラベッドをお願いしたいんだけど、と伝えると"2 miniutes"    といわれる。レストランではるさめとN氏が待っているのでそろそろ行かなくてはなんだけどいろいろややこしいのでとにかくこのタスクを済ませてしまおうと思う。インドの人ってよく2 minutesとかいうけど、本当に2 minutesだったことってほとんどない。じゃあ2 minutesといわれた何分だったか測ってみようと思い立ち、手元のfitbitで時間を測る。

と。

2分18秒で、ボーイさんがエキストラベッドを持って戻ってきた!!
本当に2 minutesだった!!!!!!!!!!!

日本食のレストランに日本人シェフが着任したと聞いていいたのだけれど、残念ながら日本人シェフはモルジブのFour Seasonsに出張中らしく、Far Eastという名前のレストランだけどタイ風含めたいろんなアジア(きっとインドからすると東南アジアもFar Eastなんだな、と理解)チックな料理の中に天ぷら、お寿司も!しかし子どもたちはプールで体力を消耗しすぎて枝豆と天ぷらを食べたところで寝てしまう・・・
後半の料理はパックしてもらい、N氏と2人で子どもたちをおぶって部屋に戻る。

以上、充実した休日が過ぎていったのでした。


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