見出し画像

いわて農村体験ツアー体験記 ~奥州・平泉・一関編~

10月28日(金)~30日(日)にかけて行われた「いわて農村体験ツアー」。
今回は、奥州市・平泉市・一関市を堪能した2泊3日の旅の様子を、皆様にお届けしたいと思います!

1.いわて農村体験ツアーとは?

「岩手の新しい農村コミュニティとつながる」をコンセプトに、地域の日常の中にお邪魔して、岩手県(県南地域)の風土や人と出会うツアーです。
普通の観光では出会えない人・場所・コトと、岩手に関心のある人を繋ぎ、参加者自身が、岩手との関わり方を見つけられるような体験を提供します。

2.3日間の主な行程と感想

【1日目】

13:30 水沢江刺駅集合

さぁ、出発です!

13:40 南部鉄器工房の見学@佐秋鋳造所

大きな看板がお出迎え。
岩手の伝統工芸品「南部鉄器」について、イラスト付きで詳しく説明してくださいました!
おしゃれな南部鉄器もたくさんありました!

16:00   宿にチェックイン@衣川自然塾

宿の外観
部屋の中には、奥州市で作られた「岩谷堂箪笥(いわやどうたんす)」がありました。
衣川自然塾は、映画「リトル・フォレスト」の舞台。
撮影当時の写真だけでなく、原作の漫画の資料もありました!

18:30 夕食・交流会

シェフが作ってくださったディナー。
交流会では、先輩移住者や奥州市役所の方の話を聞くことができました。

【2日目】

2日目も好天に恵まれました!気持ちの良い秋晴れです🌞
一関市を拠点にケータリング事業や飲食店を経営する
シェフ(千葉翔太さん)による地元食材を使った朝ごはん。

9:30 骨寺村荘園遺跡見学

中世から変わらない農村を、学芸員の西さんと一緒に歩きました。
この周辺は、世界遺産登録に向けてリベンジ中の地域だそうです。

12:00 いちのせき農業祭@Uドーム

出店の様子
カフェ&バル農人(一関市大東町)の芦さんから話を聞く参加者。
一関の農業・農作物の課題や将来について、熱く語ってくださいました。

 14:30 平泉ワイナリー見学&ぶどう畑での作業

10月末のぶどう畑は、既に収穫が終了していました。
草刈りの機械体験をさせていただきました。

16:00 宿にチェックイン@民泊ゲストハウス『またきたい』

民泊による地域活性化を図るために、民家を借りて建設されたゲストハウスです。

18:00 夕食・交流会
夕食前には、皆でトランプをして交流しました。
参加者だけでなく運営の方々とも楽しむことができました。

【3日目】

最終日も好天に恵まれました🌞
またきたいに住んでいるヤギのトレビちゃんにもお別れをします。🐐

10:00 ヒマワリの脱穀作業@及川久仁江さん(マイムマイム奥州代表)宅

ここがツアー最後の体験場所です。
地域の方々とお話をしながら、脱穀作業を進めていきます。
循環型農業を目指す「マイムマイム奥州」さん。
乾燥させたヒマワリは、種を取って選別し、ひまわり油に、
搾りかすや、脱穀途中で出た種以外の部分は、ニワトリのエサに、
ひまわり油&鶏卵は、ケーキなどを作る材料に使われます。
ヒマワリの種とそれ以外の部分に選別する機会です。
ハンドルを回して風を送ると、重さで選別される仕組みになっています。

12:00 昼食

もみ殻かまどで炊くご飯。
地元の食材をたくさん使用しました。
【 最終日のお昼ご飯のメニュー 】
卵かけご飯、野菜たっぷりのお味噌汁、漬物、野菜炒め、奥州市のりんご。
どれもとっても美味しかったです!!
皆さん、素敵な時間をありがとうございました!

14:00 振り返りワークショップ@一BA

最後は、運営の方と一緒に対話をしながら、3日間の振り返りました。
このツアーを通して、参加者それぞれで得るものがあったと思います。
私は、普段なかなか出会うことのできない人・場所・コトに触れたことで、移住や農業に対して前向きに考える第1歩となりました。

参加者の皆さんからは、「岩手の農業・農村の魅力をたくさん体感できた。今後のキャリアや生き方も考えるよい機会になった。」「観光などでは行かない(そもそも知らない)場所や人に出会えたことや、農作業(草刈り、棚の整理)はとてもやりがいがあった。」など、今回の農村体験に刺激を受けた声を多数いただきました。

3.まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
「いわて農村体験ツアー体験記~奥州・平泉・一関編~」はいかがだったでしょうか?
この記事が、皆さんに「岩手に行ってみたい!」と思っていただけるものとなっていたら嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?