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【短期インターンシップ記録】いわて圏で過ごした夏。

2022年の夏、短期インターンシップで一般社団法人いわて圏に来てくれた、明治大学の地域ガバナンス論研究室(小田切徳美教授)の学生へのインタビュー記事、第2弾です!
2人目は、戎谷 高晴(えびすや こうせい)さんです。

第1弾はこちら!

1.自己紹介をお願いします。
神奈川県平塚市出身の戎谷高晴(えびすやこうせい)です。
明治大学農学部食料環境政策学科(旧農業経済学科)の3年生で2001年生まれの21歳です。今は神奈川県川崎市多摩区の大学の近くで一人暮らしをしています。大学では地域ガバナンス論研究室(通称小田切ゼミ)に所属していて地域の新しい挑戦について勉強しています。

2.短期インターンシップ参加までの経緯を教えてください!
いわて圏さんでインターンをさせていただくきっかけは代表の佐藤柊平さんです。佐藤さんは僕たち小田切ゼミの10個上の先輩にあたります。
そのご縁で佐藤さんにゼミの講義をしていただいたことがあり、その際に「良ければ夏休みにインターンするから岩手までおいで!」と言っていただいたことがきっかけでインターンをさせていただくことになりました。
いわて圏さんのお仕事は講義を通して教えていただいたのですが、具体的にはどういうお仕事かピンと来ていませんでした。地域を盛り上げるお仕事がどういうお仕事なのか体験したいという思いでインターンを始めました。

3.いわて圏ではどのような活動をされていましたか?
僕は8月16日~26日までいわて圏さんのインターンに参加させていただきました。基本的には代表の佐藤さんに同席させていただいて様々な会議やイベントに同席させていただいたり、少しだけ事務作業をしたりしました。
その中でも特に記憶に残っているのが、高校生の探求学習の支援のお仕事です。高校の先生方と打ち合わせをされたり実際に高校生の相談に乗られている様子を間近で拝見しました。探求学習のお仕事は一見地域と関係ないように見えますが、探求学習を通して高校生と地元に接点を作ることで、将来的に地域に関わってくれる人を増やすという意図もあるそうです。
後半の22日と23日は緑のふるさと協力隊の方が行われている「農村体験プログラム」に参加する機会もいただきました。またお休みの日は佐藤さんのご家族と地ビールフェスに連れて行っていただいたり、平泉に連れて行っていただきました。
いわて圏のお仕事を一言で表すのはとても難しいのですが、岩手に住んでいなくても岩手に関わってくれる「いわて圏民」を増やし、岩手を持続可能でにぎやかな場所にしていくことだと感じました。

活動中の戎谷さん。

4.農村体験プログラムでは、どんな活動をしましたか?
緑のふるさと協力隊の方に案内していただき、岩手県一関市花泉地区の農村をまわりました。まず、田んぼや堤、昔ながらの家での暮らしなど農村の日常の見学・体験をしました。また、ロマネスコなどの果菜類を栽培されている農家の方、かつて東北でナスの生産量1位を誇っていた農家の方、農事組合法人なつかわファームさんのお話も聞くことができました。
さらに、古代米という昔からのコメの特徴を残したコメの栽培、加工、販売まで行い、6次産業化に挑戦している方にお会いさせていただくなど本当にたくさんの方と出会い、話し、体験させていただきました。

いわて圏代表と、緑のふるさと協力隊の尾畑さんと3人でパシャリ!📷(中央が戎谷さん)

5. インターンの感想・いわて圏ファンの皆さんへの一言をお願いします!
佐藤さんやいわて圏さんが関わっている「人」の数に圧倒される毎日でした。1つのイベントの背景にはたくさんの人が関わり、たくさんの話し合いの積み重ねがありました。このような地域の仕事は、地道にコツコツ続けることが必要不可欠だと分かりました。佐藤さんとお仕事されている方が仰っていた「佐藤さんのすごいところは、めげないところ」という言葉も納得できました。
最後になりましたが、大変お忙しい中インターンを受けいれてくださったり、生活面でも困ることが無いように配慮していただいたり、私を歓迎してくださった全てのいわて圏民のみなさま、本当にありがとうございました。

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