岩手医科大学 医学部学士編入試験③

今回も岩手医科大学 学士編入試験についてお伝えします。
①の内容が勉強する上での前提となりますのでまだお読みでない方はコチラ

・細胞生物学、生化学、生理学
この3科目は基礎医学全般の礎となる科目になりますので、非常に重要な科目です。ここを根気良く勉強することで、後に勉強する病理学、細菌学、免疫学が楽になります。特に細胞生物学、生化学、生理学は使う教科書がオーバーラップするため、まとめて説明します。

繰り返しになりますが、細胞生物学、生化学、生理学をおざなりにすると、後々の科目の完成度に響いてくるので要注意です。編入試験本番においても学科試験①で出題数が多いので時間を掛けてもいいと思います。この3科目の内容としては歯学部でのものとほぼ同内容レベルとなりますが、実際、QB CBTを解いてみると解けないものも出てくると思います。勉強法の基礎はQB CBTになりますが、私のお勧めは各種予備校(MEC、TECOM、Q-assist、Medu4のどれか)の基礎医学対策講座を取り、今一度、体系的に学ぶことです。その上で足りないと感じた事柄を細胞生物学については「Essential細胞生物学」もしくは「人体の細胞生物学」、生化学については「イラストレイテッド生化学」、生理学については「人体の正常構造と機能」などの教科書、清書で肉付けをしていってください。一般的に清書と呼ばれるものであれば好みで選んでいいと思います。

注意して頂きたいのは、あくまで清書は参考書であり、対策講座やQB CBT等で理解の甘いところを補完するのみの役割となります。(値段が高い割に使うところは多くはないので大学の図書館で借りるのも手でしょう)

一番意識すべきなことは「QB CBTの正答肢を知識を持って選択できるようにし、誤答肢をしっかり切れるようにすること」です。医師国家試験は歯科医師国家試験以上にこの3科目単独の問題はほとんど出ないので、あまり意識しなくて大丈夫だと思います。(QB CBTのvol.2以降には臨床医学と基礎医学が織り交ぜた問題が出ますが、今は意識せず、基礎医学だけを進めていってください。)

今回は以上となります。
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