私達はゲームセンターに何ができるのか?~ある記事への感想~

ごあいさつ

 はじめまして!ゲームセンター支援を目的に活動する団体「iwate EVOLVED」と申します!
 今回は衝撃を受ける出来事があったので、単発で記事を書こうと思い立ちました。真面目で重たい内容なので、興味ある方はお付き合い頂ければ幸いです。

キッカケ~何を見たのか?~

 特にコロナ禍に於いて加速したゲームセンター閉店の流れに対して危機感を持ち、ゲームセンターを支援する、言い換えれば閉店を阻止する活動ができないかと動き始めた私達iwate EVOLVED。
 時の流れは止まりません。試行錯誤している間にも当然ゲームセンター閉店の報は入ってきて、間に合わなかった、何も出来なかったという無力感と焦燥感を積もらせていきます。
 その中で今回、有名店であるアミュージアム茶屋町さんの閉店の報が流れ、閉店日が近づく中でTwitterに以下の記事が流れてきました。

 今までゲーセン閉店botさんには情報収集の面で密かにお世話になっていたのですが、閉店情報以外を呟くことはほぼ無く、その異例の行動に衝撃を受けた方も少なくなかったのではないかと思います。

 私達もその一部であり、記事そのものには即目を通し、記事への反応も拾い、再度記事を読みという行動を繰り返す内に、「この現状を支援に活かすにはどうすれば良いのだろうか?」という具体的な問題意識が芽生え、結論は見えないまま「該当記事に対する記事を書きますが宜しいでしょうか?」という確認を行いました。ゲーセン閉店botさんの快諾に感謝。

記事の内容も定まらないままアポを取る担当者

要点~記事のその先を見る~

 ゲーセン閉店botさんの記事への反応は様々でしたが、記事内でも触れられていた為か、それとも私達も同じ立場だからか、「昔はよくゲームセンターに行ってたのだけれど」と、ライフステージの変化と共にゲームセンターに行く頻度が減少した方々の書き込みが目に付きました。

記事の引用(その1)

 また、ゲーセン閉店botさんの「私たちがゲーセンのためにできることは何でしょうか?」という質問に対する、インタビューを受けた店員さんの「お店に来ていただくことですね。」という回答にも注目が集まっていました。
 一般的に言えば確かにその通りですし、最重要な点はそこだと思います。一方で引用その1にも書かれている「店舗ごとの特性」という言葉、そして既に様々な店舗さんの色々な試行錯誤に触れてきた私達としては、「それ以外にも策はあると伝えねば」という想いが生じました。

記事の引用(その2)

提言~お店に行けなくても~

 私達が支援活動を始めた根幹に、「ゲームセンターに足繫く通うことはできなくなったけど、ゲームセンターが無くなるのは寂しい」という想いがあります。
 そうなると先程の回答のその先、「お店に行けなくても、ゲームセンターを支えることはできないのか?」という疑問が出ることは自然でしょう。
 その視点で世の中を見回していると、ゲームセンターへの支援方法は意外と散在していることに気が付きます。イベントや大会の開催、経験や技術の共有など、様々に思い付くものではありますが、今回は最も手っ取り早い、即座にゲームセンターの支援になる方法を紹介します。
 先述の「店舗ごとの特性」という言葉にもある通り、支援手段の有無は店舗に依りますし、私達もそれを網羅はできていませんが、知っている範囲で以下に列挙します。支援の精神を持つ方は各自で調査頂ければ幸いですし、もしこの記事に補足できる内容があればコメント頂ければ助かります。

方法その1: 通販での支援グッズ購入

 一部ゲームセンターさんに関しては、グッズの購入等を通じての支援が可能となっています。振り返るに色々ありましたが、最近ですと以下の「いらすとぷらす」様の「ゲーセンコラボTシャツ」が該当します。
 詳細気になる方はTwitterのハッシュタグ #ゲーセンコラボTシャツ も参照下さい。

方法その2: 各種支援手段の利用

 雑多にまとめてしまいましたが、有名所で言えばYouTubeでのスパチャ等、その手の支援手段を用意しているゲームセンターさんも存在します。
 その中で一番手軽で大きいと思われるのが、Ci-enというサービスを通じての支援です。記事を定期購読するようなサービスですが、詳しいことは見て回れば分かり易いと思いまして、手前味噌ながらCi-enに登録しているゲームセンターさんだけを集めたリストを用意しておきました。

 YouTubeですと 奥州テクノワールドさん が時たま配信をされており、スパチャが可能となっております。
 トリッキーな支援としては 岡山ファンタジスタさん がTwitchで配信をされているのですが、Amazon Primeをご利用の方は月に一度無料でサブスクが可能で、牛丼1杯分くらいの支援になるそうです。方法はこの記事などを参照下さい。

 再三書きますが上記に関しては「支援手段があるゲームセンターさんもあるよ」という内容でして、もし支援を希望するゲームセンターさんが上記に無い場合、「こういうこともできるらしいのですが」と懇意にしているゲームセンターさんに持ち掛けてみるのも一つの支援の形だと思います。当然様々な事情で「やりたくてもできない」というゲームセンターさんもあるとは思いますが、支援したいという旨を直接伝えることが支援への大きな一歩になるとも考えます。

おわりに

 本当はもっと書きたいことも書けることもあるのですが、雑多な長文と化してしまいますので、今回は「ゲームセンターを支援したいが店舗には行けない、どうすれば良いのだろうか?」という疑問へのアンサーをメインにまとめました。
 今回紹介した金銭的支援に関しては短期的で即効性を持つものなのですが、ゲームセンターという場所であり文化を中長期的に残そうとする場合、お店に足を運んで遊ぶということが依然最重要なのは変わりないと思います。
 ゲームセンターを残したいと思う方々におかれましては、「以前ほど足を運べずとも、何かできることは無いのだろうか」と再度考えて頂ければ幸いです。その心を広めて集めて届けるのも、私達iwate EVOLVEDが行いたい活動の一つです。
 それではまた。

追記

 先述の支援サービスCi-enにも登録されている「アミューズメントヒカリ」様から以下のようなツイートがありましたので共有します。支援手段として「お店の口座」が存在するそうで、DMを通じて知ることが可能なようです。
 最近TwitterのDM機能の仕様が変わってしまったので、アカウントをフォローした上でリプライを送ってフォローバックを求めると確実やも知れません。
 Ci-enは10%が運営手数料として差し引かれますが、この手のサービスとしてはかなり割安だなという感覚です。YouTubeのスパチャ何かは結構差し引かれるようで、手数料の存在も知っておくとより効率の良い支援ができるやも知れませんね。口座への振り込みも振込手数料が掛かりますが、利用する銀行によって様々ですので各自お調べ下さい。


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