RPGの限界?

ざくざくアクターズは面白いぞ。
水着イベントから更に追加が入ったようなので再プレイ。
大学時代に68時間遊んだデータはこの前実家に行ったときに旧PCから
引き上げて来ているから問題ないぜ。始めよう。

製作者の愛を感じる。傑作と言っていい。
作品全体の作り込みと、はむすたさんのブログを見ればどれだけ愛情深く
このゲームが作られたのかが素人目にもハッキリ分かるんだよ。

でもさぁ、いっつも俺は適正レベルよりずっとずっと上までレベル上げて進むんだよこのゲームを。なんでかって?
オート戦闘にしてるとすぐ全滅して拠点に戻されるのがつまらないからね。

そりゃオート戦闘で勝てるわけ無いじゃん。
ちゃんとコマンド選択しようよって?
そりゃあ俺もやってたさ。自分で組んだ好きなパーティでさ、
シナジー出して強いコンボ組んで、敵の攻撃をいなしてやっと撃破!
気持ちいいよな?
でもさ、同じ敵と10回も20回も戦うわけ。下手したら50回とか100回も戦う敵もいるよ。その度に毎回同じコマンド選ぶのってただの作業なんだよな。
2回目以降って攻略じゃなくて作業なのよ。でもその作業が何回も発生するゲームなんだよRPGって。参ったよね。

それでさ、ようやくダンジョン奥地の大ボスと戦えたわけ。
適正レベルより70とか上だったんじゃないかな。
製作者の考えるパーティより段違いに強くして進んだのよ。
勿論道中の敵は属性とか考えずにオート戦闘で簡単さ。

3ターン目くらいに、大ボスの攻撃が来てなんにもできずに一瞬で全滅。
もう分かんないよね。俺の頑張って育てたお気に入りのパーティがなんにもできなかった。
何が悪かったんだろうって攻略ページ見に行ったら、
ちゃんと攻略法が乗ってる。
『こういうパーティで、この属性に耐性のある装備つけて、こういう戦略で戦いましょう。』
はい。多分この通りにすれば勝てるんだろうね。間違いなかろう。
戦闘入る前に勝てるかどうかほぼ決まってるわけだ。
でもそれってゲームとして面白いか?

話は少し変わるんだが、
トルネコの大冒険3の異世界の迷宮ってダンジョンがあるんだ。
非常に高難易度で綿密に設計された(俺は最高の出来だと思ってる)ダンジョンで、初めて出会った中学校の時は最初の壁の20Fが超えられなかった。
大学院時代に、かなり攻略法が開拓されてるのを見て再プレイを希望し、
ゲームを新しく買い直して半年がかりでようやっとクリアしたんだ。

この異世界の迷宮は、ローグライクゲームの魅力を存分に発揮している。
俺が思う面白さは、プレイヤーの判断がうまくないとクリアできない部分
だと思っている。
最近のゲームは、簡単だ。
攻略ページが充実しているし、大体その通りになぞっていけば攻略できる。
でもこの異世界の迷宮は、攻略ページをざっと読んだだけでは
全くクリアできないしできる気もしない。
何度も自分なりに試行錯誤を繰り返し、ダンジョン内の雰囲気が体に染み込んで来た辺りでようやく知識が体臭のようになってくる。
そうしてようやく、少しだけクリアに近づくことができる。
ゲームの進行と自分の成長が一緒になっているところが実においしいのだ。
SEKIROの葦名弦一郎や一心との戦いもこれに近い味わいがある。
ざくアクはこの辺厳しいんだよなぁ。(RPG全般厳しいと思っている。)

話が長くなったな。
攻略通りに耐性組んでボス倒すのがあんまり好きじゃない党の人間なので、
別の攻略で紹介されてたアナンタ式攻略(ひらすらレベル上げとドーピング)で倒すか…。数値上げゲームは中学時代のMMOレッドストーンでお腹いっぱいだからあんまり気乗りしないけど。

じゃ、くさしておいてなんだけど皆もざくざくアクターズ遊ぼう!
王国の皆はかわいいぞ。

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