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療育dayー自分が感じている気持ちと言葉をリンクさせる

今日の療育は、
朝早く起きてエンジンがかかっていたせいか
すんなり輪に入って課題に取り組めたセイタ。

縄跳び、トランポリン、鉄棒、、
サッカーもスコーンとボールを蹴って
自慢の脚力アピール。

そして、体を動かす課題から
今度は折り紙で飛行機を作って飛ばし合いっこ。

いつもだったらこの辺でエンジンかかり始めるんだけどね。

と、思った矢先、
「ママ作って。」
「じゃあ一緒に作ろう、セイタ、ママここの端持ってるから折り紙にアイロンかけて」
「めんどくさい」
「オッケー、じゃあ、ママがアイロンかけるわ
ここを、しっかりアイロンかけると、めちゃ飛ぶんだよねー」

なんて言いながら飛行機完成!

飛ばすのも楽しそうに飛ばしていたが、
何かのきっかけで、
「ぼくの飛行機とらないで!くうちゃん、ぼくの飛行機だよ!」
とセイタ。

くうちゃん、
「オレのだよ。」
「ちがう、セイタの!」
と喧嘩が始まった。

色々やり取りはあったが次の課題へ移る。
くうちゃんは次の課題に飛びついて喧嘩のことは忘れて課題を楽しんでいる様子。

セイタは
「あの飛行機なんで飛ばなくなっちゃったの?
ヤダー!バカー!」と大きな声で叫んでる。

うーん、
マジでこういう時どうすればいいのか。

先生も一旦セイタを「飛行機」から離そうと
色々試みている。

セイタ「もうこんな飛行機ヤダ!飛ばない!」
先生「そうか、じゃあ先生がこの飛行機預かっておくね、今度作るときはお名前書くことにするね。」

とサッと飛行機をポケットに入れた。

そして次の課題に促す。

しかしセイタはなかなか課題に入っていこうとしない。
「ヤダ!やらない!」

と言いながらしばらく見ている。

そしてなんとなくゴロゴロしながらみんなのほうに少しずつ近づいていって
最後になって一回課題をこなした。

最後のご挨拶もしない、
私の近くを離れない。

そして療育が終わり、
私はトイレへ行って部屋へ戻ると
お友達と機嫌よくホワイトボードにお絵描きしていた。

あれ、さっきのセイタと大違い。

そして私は先生とお話の時間。

先生
「後半のゴタゴタが印象に残っちゃってるけど
前半はホントよくやってたね。
切り替えも自分でよく切り替えて
次はコレ、次はコレって。できてたできてた。
後半は疲れちゃって、いつもだったらサッと流せる感情も流せなくなっちゃってたんだね。
自分でも心に感じてる何かをどうしたらいいのかわからなくなっちゃったのかな。」


「そうですねー
でも、ああいう時どうしたらいいんですかね。」

「そうだねー、自分の今感じている気持ちを言葉にして伝えられるようになればセイちゃんが感じているフラストレーションも少しフッと緩むことがあるかもね。
なかなか自分の言いたいことがうまく言えずに伝わらない。それが
大きい声でバーカ!ヤダー!
と自分の知っている言葉、今の自分の気持ちに一番似てる言葉を感じてる感情の大きさと同じ大きさで叫んじゃってるみたいなとこあるかもね。」

「そうかー」

先生
「うん、でもだんだんだよ。
ふとした会話の中で、セイちゃんがに聞いてみるといいかもね、
『つかれちゃった?』
『ちょっとがんばってみようかなーって思ったんだ。』
『おー、今くやしかったかな?』みたいにね。
そうすれば言葉と気持ちが結びついてくるから、だんだんね。」

うんうん、だんだんね、私もついつい急いじゃう。

今日の療育も盛りだくさんだったな。

セイタ、お疲れかな。
そりゃそうだよね。
大人の私でも同じ空間で2時間みっちり訓練したら疲れちゃう。

ちょっとゆっくり自分の好きなことして
保育園に行こう!

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