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視覚優位のケガ

ーお隣のおうちでケガをして帰ってきたー


先日、お隣のお家でケガをして帰ってきた。
ガラスをが割れて腕がサッと切れてしまったみたい。
キズは浅く大したことないけど
血が出た。

自分腕から血が出ている

それを目の当たりにしたセイタは
腕の傷よりも深いショックを受けて
ギャーギャー泣いた。

感覚過敏もあって
絆創膏を貼ることができない。

まぁ、浅いキズだったので絆創膏は貼らなくてもギリオッケーだったから良かったけどその後数日間
毎日キズを見ては
痛い痛いと泣いた。
服を着るのも細心の注意をはらって
傷にあたらないようにそっと着る。

ー数日後に頭にケガー


保育園に迎えに行くと
先生が、私に謝ってきた。

セイタが積み木をしまってある箱
(けっこうしっかりした木箱)
の角に頭をぶつけてしまって切って血が出てしまった
とのこと。

キズを見せてもらうと
血が滲んで痛そう。

腕の傷よりも全然痛そう。

でもセイタはそんなことよりパズルに夢中。

家に帰っても
傷についての話はない。

お風呂に入るときに
「そうそう、今日おケガしたんだよ。」
と思い出して話をしたくらい。

私もケガについては触れず。

いつの間にか、、治ってた。

頭の傷は
セイタは見ようと思っても見えない。

腕や足はもうすぐ目に入っちゃう。
見えるキズは痛い
見えないキズは忘れてしまうくらい。

"見えない"ってことが
痛さも左右する。
傷の治りも左右する。

ー視覚優位を利用して絵に描いて説明ー

血の役目
どうして痛いか
キズは日が経つと治る

を絵に描いて説明した。

すると、痛いとは言うものの
「傷が治ってきてる!」
「あっ、また傷が治ってきた!」と
治るにフォーカスし始めた。

「傷が痛い」「傷がある」
から離れて
「傷が治ってきている」
に方向転換できたね。

すごいすごい!

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